2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サンデープロジェクト

29日のサンデープロジェクトを録画したまままだ見ていなかったので、今日見た。田原総一郎と鳩山由紀夫のインタビューを聞き書き。 「実は鳩山さんの来られる前に、郷原さんにこの事件ですね、えー、3月3日に小沢さんの第一秘書が逮捕された、24日に起…

徹底抗戦

徹底抗戦作者: 堀江貴文出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/03/05メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 400回この商品を含むブログ (128件) を見る私たちは検察官僚から「正義」を取り戻す必要がある。 いわゆるライブドア事件でホリエモ…

「フィッシュ・ストーリー」、ヨコハマヒザクラ

ひさしぶりに五日も出勤するとバカみたいだ。今まで働きすぎてたんだ。週4日も働けば十分だ。 ヒマなせいか、桜の知らせに目がとまる。本牧にヨコハマヒザクラという桜があるとのことなので、観にいくことにした。 昨日近所にミツマタの花を見つけて、意外…

朝まで生テレビの感想

何日か前に「政治家に生まれたての赤ん坊のような純粋さを求めて何になるんだ?」というようなことを書いた。 それを書いた時点では、小沢一郎にもいささかの非はあるだろうというつもりだったが、実のところ、今回の事件では「生まれたての赤ん坊」とまでは…

桂雀三郎

桂雀三郎が30日間連続落語会というのをやっている。楽日の三月三十日に還暦を迎えることにちなんで、30日間一日二席ずつ計60席で満願成就。 これ関西に住んでたら絶対行ってる。米朝事務所のサイトをこまめにチェックしておけばよかった。早くに知ってい…

鳩と天使

「国策捜査」という言葉は佐藤優の本が火元だが、元はといえば、彼を取り調べた検察官自身の口から出た言葉である。 佐藤優は週刊プレイボーイに「セカイを見破る読書術」という書評欄をもっている。今週は「草食系男子がわかる2冊」。鳩の話が面白かったの…

姿を見せ始めた国策捜査

15日のシンポジウムで田原総一郎が 「政治資金規正法だけでの起訴なら検察の敗北」 と言っていた、その敗北の意味にはさまざまな側面が考えられると思う。 まず、「東京地検特捜部」が動いてただそれだけでは、今回の捜査自体が、民主党に政権をとって貰っ…

虚偽記載をめぐる虚々

起きぬけのテレビに見かけない弁護士が出ていて、 「政治資金規正法の虚偽記載という罪状は大変重いんだ」 と発言していた。 15日に田原総一郎が 「政治資金規正法だけでの起訴なら検察の敗北」 と言ったり、鈴木宗男が 「いわゆる『形式犯』の政治資金規…

映画「小三治」について書いたブログをそれからそれへと見て回っていた。 というのは、昨日のは、一旦書いたあとずいぶん削り、それをムーヴィーウォーカーのレビューに転載するとき、さらに削り、その削ったものをまたブログにコピペして組みなおして上書き…

朗読者

朗読者 (新潮文庫)作者: ベルンハルトシュリンク,Bernhard Schlink,松永美穂出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/05/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 104回この商品を含むブログ (168件) を見るネットで本を買うようになってあまり本屋には出かけなく…

「小三治」

浅草の鈴本演芸場、博多、北海道、名古屋と、各地の寄席や楽屋にカメラは回り続ける。 ふと気が付いてみると、私は客席にいるとき、噺家が舞台袖でどれほど真摯であるか疑ったことがない。だからこそ、セリフからオチまで知っている古典落語を飽かずに聴きに…

啓翁桜

昔から三寒四温とはいうものの、このところの寒暖の揺れはとくにきびしい。この三連休も晴れるのは今日だけというので、一日を屋外のイベントに振り向けた。 といっても、大船の植物園なのだけれど、啓翁桜が咲いているというので。 啓翁桜は比較的耳新しい…

「ダウト あるカトリック学校で」

三連休だが、去年の今頃と違って、今月は毎週のように三連休なので、ありがたみがない。 関東地方はどこもそうだったろうか。午前中はときおりたたきつけるような雨。京都に住んでいたころ突然の雨に羽をぬらして飛べなくなった雀をみたのを思い出した。 ま…

百合の心、黒髪、その他の短編

百合の心・黒髪―その他の短編 (講談社文庫)作者: 辻原登出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るこの短編集の表題にもある「黒髪」が、先日読んだ『円朝芝居噺 夫婦幽霊』の発端に用いられて…

春めき桜

私みたいに各地を転々としていると、土地ごとにいろいろな桜があることに改めて驚く。 富山に住んでいるころは、あけびの大桜、向野のエドヒガン、飛騨の方に脚を延ばして臥龍の桜、苗代桜、淡墨桜、荘川の桜、晩春のころには能登の菊桜など、週末ごとに桜を…

麻生太郎個人の資質

昨日の麻生太郎の 「明らかに違法だったがゆえに逮捕になった」 の、何が間違いなのか分からない人がけっこういるらしい。 それが刑事訴訟の有罪率99.9%という社会の、結果であるのか、土壌であるのかは考えて見なければならないが、いうまでもなく(と…

拘置延長、人質司法、そして失言

報道によると 「東京地裁は13日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕された会計責任者、大久保隆規(47)、前西松建設社長、国沢幹雄(70)両容疑者ら3人について、24日までの拘置延長を認める決定を出…

一日じゅうユニクロのスキニーフィットテーパードを穿いていたので下半身の血が止まっている。 海老名のドトールでソイラテを飲んだ後、ぶらぶら歩いて綾瀬の自分のアパートにたどりついてしまった。 うららかな散歩日和。辛夷の花は少しすがれて、菜の花が…

「ホノカアボーイ」

一週間の工事を経てリニューアルなった海老名のTOHOシネマズに「ホノカアボーイ」を観にいってきた。 今日は、オープン初日でしかもTOHOシネマズデイ、1000円均一ということもあってか、まだ少し雨の残る空の下、チケットカウンターの行列は、し…

チャンス

民主党の小沢代表が連合の笹森前会長に「済州島を買っちまえ」と発言したという報道があったので、この間の出来事の裏側が大体読めた気がする。 ジャーナリストの上杉隆は、自身も議員秘書の出身で、いわば現場勘のある人だが、今回の大久保秘書の逮捕につい…

円朝芝居噺 夫婦幽霊

円朝芝居噺 夫婦幽霊作者: 辻原登,菊地信義出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (20件) を見る辻原登の「青白い炎」? 最近、辻原登ばかり読んでいる。面白いから。 作家の知人の遺品の…

左腕の猫

左腕の猫 (文春文庫)作者: 藤田宜永出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/01/10メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る『転々』という映画を観たあと原作を読んだ。 やばいスジの借金をチャラにしてもらう条件として、その借金取…

Helpless

今日も操業短縮である。ただし今日のは事務所の手違い。操業だけでなく操業短縮もまともにできないらしい。 昼下がりに少し通り雨したほかはうららかな天気で、散歩がてら綾瀬タウンヒルズに向かう道すがらオオイヌノフグリが花を開いていた。 オオイヌノフ…

ジャスミン

ジャスミン (文春文庫)作者: 辻原登出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/01/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (8件) を見る辻原登を、こないだうっかり「短編の名手」と書いてしまったが、ジョン・アービングよりずっとスケ…

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

3日続けて映画を観にいくのもいかがなものかと思ったのだけれど、まあ、観にいきました。 しかしさすがに迷いがあって、今日は15時からの上映にしたらほぼ満席状態。 帰宅してMovieWalkerの評価を見ると、なんと投票者全員が5点満点の5点。…

「ゼラチンシルバーLOVE」

横浜のジャック&ベティで「ゼラチンシルバーLOVE」。 オープニングからかなりのあいだ一言の台詞も文字も入らない。延々と映像で引っ張っていく。映画全体を通しても、台詞は極端に少ない。その上説明的なものはほとんどない。これは私の好みには合う。 も…

「おくりびと」

なるほど、2008年は日本映画の当たり年だった。 見逃していた「おくりびと」も、アカデミー賞のおかげで観ることができた。 想像していたよりもずっと骨太い。もっと才走ったものかと邪推していた。 人の死は、それ自身がドラマを主張する使いにくい絵の…

週刊文春の小林信彦は、「『おくりびと』と、さまざまな映画賞」 日本アカデミー賞で 「『ぐるりのこと。』の木村多江が主演女優賞を得たことに注目したい。」 と書いてくれていてうれしい。「ぐるりのこと。」は、個人的に去年のベストだった。 「キネマ旬…

それでもボクはやってない

日本の刑事訴訟の有罪率は99.9%。つまり、逮捕されれば必ず有罪になる。 捜査過程の人権抑圧的な構造、人質司法といわれる不正常な身体拘束の継続、無罪推定の形骸化と99.9%の有罪率。このような現在の刑事訴訟の条件を前提とする限り、弁護人が誠…

Right−Onの春のカタログ

Right−Onの春のカタログが届いた。 不景気ですからね。正直言ってちょっと心配していた。だってもうひな祭りもすぎてしまった。いつも意識したことはないけれど、春物のカタログってこんな時期でしたっけ? 弥生といえば春だけれど、昨夜はこの冬初め…