Helpless

knockeye2009-03-10

今日も操業短縮である。ただし今日のは事務所の手違い。操業だけでなく操業短縮もまともにできないらしい。
昼下がりに少し通り雨したほかはうららかな天気で、散歩がてら綾瀬タウンヒルズに向かう道すがらオオイヌノフグリが花を開いていた。
オオイヌノフグリはあんなに小さな花のくせに、なまいきにも日が照っていないと花びらを開かない。こまっしゃくれていて可愛らしい。
明るい空色の花びらが中心に向かって白くなり、濃い青い線が放射状に引かれている。
この花を見るといつも、洗い立ての春のシャツを連想する。
菜の花や福寿草、早春の花はどれも明るい。やっと力を持ち始めたばかりの日の光で精一杯輝こうとしているためだろう。

海老名のTOHOシネマズが改装中。そうでなくても今日はさすがに映画はないっすけどね。改装が終わるとVitの座席指定がピンポイントで出来るそうだ。
ユニクロ藤原紀香とLevi'sの木村拓哉だけは、いつ見ても笑ってしまう。かっこよすぎて。誰の参考にもならないと思うんですよね。
借りっぱなしになっていた「Helpless」を観た。青山真治監督の北九州三部作の第一作らしい。1996年の作品で浅野忠信も若い。高校生役なんだから。
「サッドバケーション」と較べるとやはり若書きの感はある。1996年といえば、大震災の翌年、ダウンタウンがまだバリバリに面白かったころ。隔世の感。
ところで、去年のM−1で優勝を争ったNON STYLEとオードリーは、漫才のスタイルそのものにひねりがある点で共通していたのですね。NON STYLEはボケが自分でつっこむ、そこにツッコミがかぶせる。オードリーは無意味なところでつっこんでツッコミがぼけになる。今更だけど、二組とも腕があるね。
日曜日に久しぶりに武村正義がテレビに出ていて、定額給付金は突っ返すつもりだといっていた。私もそのつもり。もちろんこれがもう一桁違えば、ありがたくいただきますけどね。麻生太郎に「受け取るやつはさもしい」まで言われてもらう気になる金額ではないです。今のところね。
小沢一郎は、対自民党より、対検察の方がいきいきしている。困ったもんだ。面白いけど。
甘利明は「国策捜査が行われると固く信じている政党が政権をとったら、相手の党はたまったもんじゃないですね」と、まわりくどいことをニュースで言っていたが、「国策捜査が行われると固く信じている政党」よりも現に国策捜査を行なっている政党の方がたまらないのは明らかだ。
それに、民主党は「国策捜査が行われると固く信じている」のではなく、定額給付金関連法案が衆議院で再議決されるその前夜に、野党第一党党首の公設第一秘書が逮捕されることには、政治的意図を疑わざるえないと批判しているのだ。至極当然な批判だと思う。
99.9パーセントの有罪率というこの異常な状態には早くメスを入れるべきだと思うし、これがそのきっかけになればよいのではないかと私は思っている。
それからマスコミだが、相変わらす検察の恣意的なリークをそのまま垂れ流しているが、これでいいんだろうか。
松本サリン事件のときに河野さんを犯人と決めてかかった報道姿勢から何も変わっていない。
裁判で有罪が確定するまでは、推定無罪なんだから、前にも書いたけれど、「獄中の党首」になっても戦い抜いてほしいね。アウンサン・スーチーさんみたいに。そういうのけっこう受けると思いますね。
表向きはそれでいいとして実質の党体勢は整えてるんでしょう。二枚腰で頼むよ、ほんとに。