2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと気になる美術展

夏季展 7月31日(土)〜9月20日(月・祝)「涼を愉(たの)しむ―書画・茶器・懐石道具―」http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/display/2010/summer.html 中村宏http://www.nerima-artmuseum.com/index.html 私を見て! ヌードのポートレイトhttp://syabi.…

はてなブックマーク

最近、はてなブックマークというサービスを使い始めた。 本を読んでいて気になるページに付箋を貼る感覚で使っている。 菅政権の看板は、「第3の道」──増税による経済成長である。公共事業による「第1の道」、小泉構造改革の「第2の道」とは何が違うか。…

『宇宙の果てのレストラン』

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 191回この商品を含むブログ (157件) を見るダグラス・アダムスの‘銀河ヒッチハイクガイド’シリーズ…

へうげもの

へうげもの(11) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 12人 クリック: 118回この商品を含むブログ (60件) を見るこの土日は、猛暑にキャプチャーされてしまい、たれこめてすごした。少しは疲れて…

ヒラリー・クリントン

わたくしヒラリー・クリントンという政治家はなんとなく尊敬している。 ハノイで岡田外相と会談していたニュースを見た。 気持ちが顔に正直に出るタイプみたいで、日本の政治家にうんざりしている感じがすっごくよくわかって面白い。 たとえば温家宝と会談し…

「銀河ヒッチハイクガイド」

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 347回この商品を含むブログ (370件) を見るチェーホフの「馬のような名字」の巻末に紹介が載っ…

『闇の奥』

闇の奥作者: 辻原登出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (11件) を見る辻原登のファンなので、新作が出たらできるだけチェックする。 今回の、戦時中に失踪した民俗学者三上隆には、もっと大活躍…

『馬のような名字』

馬のような名字 チェーホフ傑作選 (河出文庫)作者: アントン・チェーホフ,浦雅春出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/03/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (8件) を見るチェーホフの短編集が新訳で出たので読んだ。 チ…

誤解じゃなかったみたい

菅直人のいう「第三の道」「最小不幸社会」「消費税増税」を並べてみると、「もう構造改革とか政治主導とかあきらめてさ、官僚にお金配ってもらって生きようよ」といっているように見える。もちろん、これが誤解であることを願ってはいる。 って、一ヶ月前く…

追記

この話はそもそも‘マカロニウエスタン’なので、ハードボイルドな演出がよく映える。

「告白」

湊かなえの原作が本屋大賞を受賞したときはびっくりしたものだった。 なんといってもデビュー作だし、ストーリーテリングも少し直球すぎるんじゃないかと思ったからだった。 しかし、私が見落としていたのは、この小説が、今という時代のリアルをつかまえて…

江戸絵画への視線

渋谷ついでということで、山種美術館に。 恵比寿の駅から少し歩くので暑かったのですけどね。 岩佐又兵衛の<官女観菊図>が重要文化財に指定された記念だそうです。 俵屋宗達が絵を描き、本阿弥光悦が歌を書いた <四季草花下絵和歌短冊> が豪華でした。 …

「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」

もし、「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」をご覧になった方には、この映画の説明は一言ですむ。 ‘アルゼンチンタンゴの「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」’だ。 老境をむかえたミュージシャンたちの演奏に味わいがあるのはむしろ当然なのかもしれなかった。 こな…

ブリューゲル版画の世界

楽しみにしていたブリューゲルの版画展。 正直言って、ヨーロッパという、ユーラシア大陸の西側に突き出た半島に住む人々の考え方には、わたしには理解できないところがある。 で、それが面白くてしかたない。 たとえば、今回の展覧会のポスターに使われてい…

国民的合意?

参院選の敗北を受けて、NHKのニュースに出演していた仙石官房長官が、「小耳に挟んだんですが」と前置きして、 「今日の『視点・論点』で、‘消費税増税の国民的合意ができた’という内容の話をされるらしいですよ」 と、インタビュアーのアナウンサーさえ知…

とはいいつつ

昨日の続き。 とはいいつつも、私は民主党に投票した、負けるだろうなと思いつつ。 政権交代から一年もたっていないので、見限るにはまだ早すぎるだろうと思って。 今回の民主党の敗因について、いろいろな人が分析しているが、いちいちごもっともで、わかり…

僭王斃る

菅直人の 「自民党さんの案を参考に・・・」 は、歴史に残る迷言だと思う。 去年の夏に民主党に政権を預けた国民を完全にバカにしている。 自民党案を参考にするなら、別に民主党に政権の座にいてもらわなくていい。自民党に席を譲ればいい。 そう思ったのは…

ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

先週忙しかったせいか耳鳴りがしてさ、二度寝、三度寝したあと、選挙に行って、ちょっと会社に立ち寄って、それから渋谷に行くとちょうどよい時間かなという気がしたら、これがドンピシャで、渋谷シネセゾンで上映中の「ハングオーバー」の上映30分前に、映…

トリック・アート

そのあと、時間があったので新宿の東郷青児美術館で、こちらは始まったばかりの「トリック・アート」展へ。 もっとだましてくれるのかなと思ったら意外におとなしい内容で。 キネティック・アートとか、ラファエル・ソトみたいなの好きなので、錯視みたいなのを…

エドゥアール・マネ

三菱一号館美術館て、そんなのあったっけ?と思ってたら、今年の春オープンだそうだ。 そういう新参者の美術館だし、マネもそう派手な存在でもないし、というわけで、のんびりでかけたらとんでもなかった。入場制限の行列に20分待たされた。 マネの全貌を…

マネとモダン・パリ、トリック・アート

行きたい美術展

マネ http://mimt.jp/manet/ アントワープ王立美術館 http://www.operacity.jp/ag/exh120/index.html トリックアート http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html ブリューゲル http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_brueghel/index.htm…

ノーマン・ロックウエル

まだ、日曜の続き。 北斎の帰りに府中市立美術館に立ち寄り、ノーマン・ロックウエル展を観た。 「ハーツ・アンド・マインズ」と「ウインター・ソルジャー」を観たあとでは、ひどくグロテスクに見えてしまう。 「ありもしない光景を想像で描いた」 という批…

葛飾北斎

日曜日の続き。 有元利夫を東京庭園美術館でみたあと、浮世絵太田記念美術館で葛飾北斎を観た。 現在、富嶽三十六景全46作品が展示中。 ということは、東京では現在、東海道五拾三次全部と富嶽三十六景全部が見られるわけか。 富士山という山は、多くの画…

有元利夫

東京都庭園美術館で有元利夫を見てきた。 この画家は、オムニバスな展覧会で時々見かけて気になっていた。 どんなところで見かけても「有元利夫だ」とひとめでわかる、そういう個性を持っている画家です。 でも、こうやってたくさんの作品を一度に見てみると…

菅直人ぶれる

チャンスはだれにでもめぐってくるというが、そのチャンスを生かせる人はほんとに少ないんだろう。 振り返ってみれば、小沢一郎にとっては、この鳩山政権がラストチャンスだったろうと思う。 鳩山由紀夫ほどに小沢一郎を支えた人がかつていたか。 その鳩山由…