江戸絵画への視線

渋谷ついでということで、山種美術館に。
恵比寿の駅から少し歩くので暑かったのですけどね。
岩佐又兵衛の<官女観菊図>が重要文化財に指定された記念だそうです。
俵屋宗達が絵を描き、本阿弥光悦が歌を書いた
<四季草花下絵和歌短冊>
が豪華でした。
ただ、銀が焼けて黒くなってしまっているのが残念でもあり、味わいでもあり。
そのことは、酒井抱一
<秋草鶉図>
の空に浮かぶ半月にもいえることですけど、この黒い月が昔は銀色だったんだなぁと思いながら見るのもおもむきがあるかも。
それから、柴田是真の
<墨林筆哥>
という、漆絵のシリーズが展示されていました。
帰り道に、大船ではいつも立ち寄る、ラヴァンデリというサンドウィッチ屋さんを見つけて、BLTサンドを食べた。
恵比寿にあるとは聞いてたんだけど、今までどこにあるのか分からなかったんですけど、山種美術館がここに移転してくれたおかげで見つけちゃいました。
これから山種美術館に行くときはここだわ。