2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊誌なんて、見出しで喰ってるんだろっ

朝日新聞社が鬼畜集団であるについてわたしは何の異論もない。鬼畜集団だろうよ。 見出しが「ハシシタ 奴の本性」って、これでは 「私たち朝日新聞社は部落差別主義者であることをここに宣言します」 と言っているのと同じでしょ。完全な差別主義宣言であり…

『リヴァイアサン』、『一週間』

リヴァイアサン (新潮文庫)作者: ポールオースター,Paul Auster,柴田元幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/11/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 176回この商品を含むブログ (91件) を見る この週末はいくつかの映画と展覧会を観にいくつもりにしてい…

石原新党について

石原慎太郎が都知事を辞めて新党を結成した、というニュースをわたしが聞いたのは、ひさしぶりに富山の本社から人が来て機械の調整中、待ってましたとばかりにもう一台の機械が壊れ、くわえて派遣社員が大きなミスをする、といったごたごたの最中。つまり聞…

巨匠たちの英国水彩画展

Bunkamuraミュージアムで、マンチェスター大学ウィットワース美術館所蔵「巨匠たちの英国水彩画展」。 J.M.W.ターナーのよいものが期待した以上に多く、ひそかに色めいた。 ターナーは油彩画ももちろんよいのだけれど、画家としての核は水彩…

ポール・オースターのニューヨーク三部作

明らかな冤罪事件を「誤認逮捕」としか報じない日本のマスコミに呆れている。権力を監視する責任意識が彼らにあれば、村木厚子冤罪事件をうけて、捜査の可視化をうながすキャンペーンくらいあっていいはずだったが、知ってのとおり沈黙を守って嵐の過ぎるの…

自主憲法と本地垂迹

東京維新の会が、都議会で、現憲法を廃し明治憲法を復活させようともくろんだことで、石原慎太郎やその周辺がよく口にする‘自主憲法’なるものの正体が、じつは明治憲法にすぎなかったということがわかって笑っている。 明治憲法が‘自主憲法’なの? もし、現…

『ディミター』

ディミター (創元推理文庫)作者: ウィリアム・ピーター・ブラッティ,白石朗出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2012/09/21メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (24件) を見る 映画「エクソシスト」の原作者、ウィリアム・ピーター・ブラッテ…

月岡芳年の「うぶめ」、篠山紀信「写真力」

日曜日は秋の雨。まだからだが完全ではないので出掛けなかったけれど、土曜日、渋谷で「桐島、部活やめるってよ」を観た朝、原宿の太田記念美術館で月岡芳年を観てきた。太田記念美術館のばあい、来場者が多いか少ないかがわかりやすいのは、ここはふだん靴…

国際連合と連合国

今週の週刊文春からは、きのうの小林信彦だけでなく、ぜひとも紹介しておきたいことがいくつかあった。ほんとは、発売日の木曜あたりに書ければよかったのだけれど、わたしだって仕事があるんだし、腰痛ひどいし。 宮崎哲弥の連載が30回を超えててこれは時…

「桐島、部活やめるってよ」

小林信彦の週刊文春の連載なんだけど、このところものが憑いたかのように「桐島、桐島・・・」なのである。もう2回観にいって、こんどまた観にいくつもりだそうだ。 そこまで言われたら、わたしも観にいきますよ、そりゃ。 もともと9月1日に観にいくつも…

『その日東京駅五時二十五分発』

その日東京駅五時二十五分発作者: 西川美和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (10件) を見る 三日間、ムアツ布団の上で寝暮らしても痛みが取れないので、一日だけ休みを取って、翌日…

山中教授の話題

ノーベル賞を受賞した山中教授だけど、大川総裁に似てる。 ↑山中教授 ↑大川総裁 これ、わたしが発見したかと思ったら、すでにネタとして古くなってるみたい。ネットの世界は広大だわ。

腰が立たないので読書

せっかくの三連休で、ようやく秋らしくなってくる十月はすきな月なのだけれど、この土曜日に半日ほど休日出勤をして仕事を片付けようとしたら、何のバチが当たったのか、ぎっくり腰をやってしまって、休みの三日間は、家を出ず、めしも食わず、ぎっくり腰を…

「空気人形」「花よりもなほ」

見逃していた是枝裕和作品をふたつDVDで。西川美和の「夢売るふたり」がよすぎたので、お師匠さんの映画について、「歩いても、歩いても」と「奇跡」は劇場で観たけど、ちょっとスルーしすぎているかなと思って。 それと、先日の鋤田正義展で、「花よりも…