2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督の最新作。 『スリー・ビルボード』は、公開当時、宮藤官九郎が惚れ込んで、ギレルモ・デル・トロの『シェイプ・オブ・ウォーター』とアカデミー作品賞を争って負けた時は、"俺の"『スリー・ビルボード』…
東京都美術館でエゴン・シーレ展。 エゴン・シーレがえらく若死にだったのはもちろん知っていたのだけれども、それがスペイン風邪だったのは知らなかったし、もし、知っていたとしても、このコロナ禍以前なら、特に感慨もなかったろう。 縞模様のドレスを着…
オペラシティアートギャラリーで泉太郎の展覧会。 泉太郎 オペラシティアートギャラリーこのテントの数が足りなくて前の人が「70分待ちです」と言われてるのを聞いて諦めたのだけど、2階の常設展の展示が充実していたので、後から考えると、待ってる間に常設…
去年の最後に観た映画と今年最初に観た映画。 『ホイットニー・ヒューストン・・・・』の方は、楽曲はオリジナルなので、それだけでもいいかなと思って。 この手の映画でけっこうな頻度で出くわすのが最低な父親。例を挙げれば、エイミー・ワインハウス、ブ…
週末に『SHE SAID』と『パラレル・マザーズ』をみた。 どちらも重いテーマをエンタメに昇華させた、満足感の高い映画だった。 特に、『SHE SAID』の方は、エンドクレジットに「herself」と書かれている人が3人もいたのが感動的だった。特に、アシュレイ・ジ…
たまたま観た2本の映画が戦後のファンション史上で連続していたりするのが面白い。 『ミセス・ハリス、パリへ行く』の方は、『スノーグース』という小説で知られているポール・ギャリコ原作、というだけで食指が動く人がいるのかもしれない。私は未読なんだ…
長谷川等伯《松林図屏風》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20230108/20230108214240_original.jpg 国宝中の国宝と言われている長谷川等伯の松林図屏風が、東博に常設展示されないについては批判もある。たとえば、お正月の時期以…
『帰ってきた宮田バスターズ(株)』って映画を観たら、たまたま舞台挨拶みたいなことがあった。監督と女優さんとナゾのトカゲみたいな人(映画『FRANK』みたいなノリの)がしれーっと始めたのだった。フツーは司会がいると思うんだけど、司会なしでなんとな…
ラジオばかり聴いている中毒状態みたいな一時期もあったが、いつのまにか番組がしぼられてきて、熱心に聴くのは、伊集院光、バナナマン、オードリーくらいか。おぎやはぎは、ますださんが亡くなったのがショックで聞けなくなってしまった。木曜日はナインテ…
ザリガニの鳴くところ作者:ディーリア・オーエンズ早川書房Amazon 映画も公開されている。なんともそそられるタイトルだけれども、どうもアメリカのベストセラー小説の映画化だそうで、となると、映画が良いにせよ、たぶん原作は超えないだろうと思ったので…