アート

ゴッホ展

緊急事態宣言全面解除一日前に、フライイングでゴッホ展に出かけた。つうかまあ、前に言ったように、今週は日曜日から働いてたのでもう限界。金曜日まで待てなかった。それに今は予約制だし。それはそうと、なんか予約制になってから、どさくさにまぎれて美…

『大正名器鑑』の世界 根津美術館と日本民藝館

この週末、根津美術館に予約を入れていた。雨を覚悟していたが、突然に晴れ渡って夏空が露わになった。 根津美術館https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20210710/20210710174705_original.jpg 予想最高気温は33℃だという。長い梅雨空…

ミネアポリス美術館展

サントリー美術館で「ミネアポリス美術館展」を観た。コロナ禍が二年に達して、美術館に行く機会が減り、つい見逃すところだった。いつの間にか再開していたようだ。半信半疑で出かける前に電話して確かめた。 写真OKだったので何点か紹介します。写真下のリ…

中澤弘光

東京国立近代美術館の常設展に中澤弘光の小さな特集があった。 以前、横浜そごう美術館で回顧展を観たとき、いたく感動した《花下月影》があった。東京国立近代美術館は基本的に撮影が許可されているので、喜んで撮ったけれども、写真で再現が難しい。 中澤…

あやしい絵展

翌日の4月25日からまた美術館が閉館することになった。そうとは知らず、その前日の土曜24日に「あやしい絵展」のチケットを予約していた。危うく見逃すところだった。奇しくも、この前の緊急事態宣言の発令の日は、このおなじ東京国立近代美術館にピーター・…

ライゾマティクス_マルティプレックス

www.mot-art-museum.jp 東京都現代美術館に「ライゾマティクス_マルティプレックス」を観に行った。 ほとんどの部屋で静止画の撮影可だったのだけれども、静止画で撮っても伝わらないと思うので。www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtu…

モンドリアン展

ピエト・モンドリアンの日本での展覧会は23年ぶりだそう。 モンドリアン《線と色のコンポジション:lll》 モンドリアンといえばこういう絵を思い浮かべる。というか、これしか思い浮かばないんだけど、これは最晩年の到達だそうで、初期の頃の具象画も今回は…

Jeff Koons = Capitalism , Andy Warhol = Populism

まったく余談だけど、『人新世の「資本論」』を読んでて「ジェフ・クーンズ=資本主義、アンディ・ウォーホル=ポピュリズム」という図式が頭に浮かんだ。 ジェフ・クーンズが作り出しているのは人工的な希少性だろうと思う。 ナチズムが欧州を席巻したあと、…

村上隆 in みのミュージック

1週間、また腰をやって寝ていた。歳を重ねるごとにひどくなる。死だけでなく加齢でさえも結局経験しないとわからない。 同病の方にはわかると思うが、一瞬気が遠くなりそうな痛みなので、ブログは書けないみたいですね(書く人は書くんだろうな。正岡子規は…

アーティゾン美術館の続き

アーティゾン美術館について書きながら寝落ちしたのでその続きを。 鈴木其一のサイン こないだの続きってことで、鈴木其一の《富士筑波山屏風》にあるサインは、「噲々其一(カイカイキイツ)」。師匠の酒井抱一の四十九日を過ごしたあと家禄を返上し一代画…

野見山暁治のいま展、琳派と印象派展

野見山暁治≪男≫1969 日本橋高島屋で野見山暁治の展覧会が、この会期が2021年の1月9日から18日までと、わずか9日間の短さなんだけれども、開かれている。 野見山暁治は、画家としてとおなじく、おそらく文筆家としても知られているだろう。わたしは、文章は読…

海を渡った古伊万里 ウィーン、ロースドルフ城の悲劇

大倉集古館に「海を渡った古伊万里 ウィーン、ロースドルフ城の悲劇」を観に行った。 ロースドルフ城は、かつては、古伊万里をはじめ、マイセン、セーブル、ウエッジウッドなど、ヨーロッパ各地の磁器のコレクションで飾られていたが、第二次大戦末期、進駐…

ホータンの飛天像

ホータンの飛天像 東京国立博物館にホータンで出土したらしい飛天像があった。飛天像は、中国にも日本にもいっぱいあるんだけど、こんなセクシーな飛天像は滅多に見ないと思う。ウイグルはもともと美人が多いことで有名だった。 新疆ウイグル自治区をめぐる…

トライアローグ 横浜美術館

横浜美術館でトライアローグ展と題して、富山県美術館、愛知県美術館と三館の所蔵品を持ち合った展覧会が開催されている。 昨日のBunkamuraミュージアムの「ベルナール・ビュフェ展」も、いわばベルナール・ビュフェ美術館の所蔵品をまるごと借りた展覧会だ…

ベルナール・ビュフェ回顧展

Bunkamuraミュージアムで、ベルナール・ビュフェ回顧展が始まった。 ベルナール・ビュフェ美術館はフランスではなく日本にある。熱烈な個人コレクターの存在が大きいが、池田満寿夫も著書の中で、戦後の一時期、ピカソよりもビュフェに魅せられていた時期が…

並河靖之の《七宝山水楼閣文香炉》

並河靖之の《七宝山水楼閣文香炉》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20201113/20201113060542_original.jpg 並河靖之の《七宝山水楼閣文香炉》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20201113/2020111306050…

狩野芳崖《山水》

東博の続き。狩野芳崖の《山水》。 狩野芳崖《山水》 狩野芳崖の大回顧展は、京都であったのが大昔で、それから一度も開催されていないと思う。 狩野芳崖は、岡倉天心、フェノロサ、橋本雅邦とともに、明治の日本美術界を支えたひとりで、横山大観、下村観山…

桃山 天下人の100年 於 東京国立博物館

桃山 天下人の100年 「桃山 天下人の100年」てふ展覧会を東京国立博物館で観た。 コロナ禍でどうにも困るのは、今までならふらっと行けた美術館が時間指定の予約制になったことで、特に上野の場合、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京都美術館、東…

西村有の個展 Around October

西村有 at KAYOKOYUKIhttps://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20201107/20201107192842_original.jpg 西村有の個展「around October」を駒込のKAYOKOYUKIで観てきた。 KAYOKOYUKIは駒込の駅から徒歩で2〜3分なんだけど、初めてだったの…

アイヌの美しき手仕事 日本民藝館

アイヌの手仕事https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20201018/20201018192146_original.jpg 府中市美術館のあと、同じく京王沿線つながりで日本民藝館を訪ねることにした。時間もちょうどよかった。 日本民藝館のような古い建物は、…

『太陽の塔』

太陽の塔発売日: 2019/08/19メディア: Prime Video 「人類の進歩と調和」をテーマに掲げた1970年の大阪万博の、その全体のアンチテーゼとして、お祭り広場の屋根を突き破って屹立していた太陽の塔。大阪万博全体は次第に時代に溶け込むように消えていったの…

ヴィンテージアロハシャツの魅力展 茅ヶ崎市美術館

www.chigasaki-museum.jp この週末、冗談だろってくらい突然すずしくなったのだけれど、アロハシャツを着てると100円引きというので、アロハシャツで訪ねた、Levi'sのやつ。 茅ヶ崎市 ホノルル市×郡 姉妹都市締結5周年を記念して「アロハシャツブランドSUN S…

おいしい浮世絵展

森アーツセンターギャラリーで「おいしい浮世絵展」。 食べものをテーマにした浮世絵展。なぜか国貞と国芳が多かった。 ということは、江戸の食事情ってことになる。他にも、広重、北斎、豊国などなので。 歌川国貞については、2018年の静嘉堂文庫の国貞…

STARS展 現代美術のスターたち―日本から世界へ

杉本博司 Revolution コロナ禍の美術展は、時間予約になったせいで混雑することなく鑑賞できる。実は、コロナが流行る前から、たとえば、草間彌生美術館とか、アーティゾン美術館とか、新しい美術館は事前予約をとるケースも増えてきていた。 草間彌生美術館…

千葉市美術館 リニューアルオープン

2020年7月11日に千葉市美術館がリニューアルオープンした。今までは、千葉市の中央区役所の建物を間借りしていたんだけど、その建物自体が、昔の銀行の支店の跡地で 旧・川崎銀行千葉支店こんな感じのロビーが何にも使われずに放置されていてもったいない感…

コロナの時代の美術館

一週間前の話になっちゃうけど、国立新美術館にでかけた。 そしたらこんな感じ。 国立新美術館 平日とはいえさびしすぎる。 国立新美術館って、美術館と言いつつ、英語表記を見ればわかるようにartcenterであってmuseumじゃない。ので、所蔵品をもたない、ア…

東京都現代美術館「ドローイングの可能性」「オラファー・エリアソン」

週末に東京都現代美術館(MOT)に行ったらオラファー・エリアソンの展覧会に行列ができていてびっくりした。思い出してみると、東京はどこにいっても行列の町だった。なぜ新コロナウィルスの感染がさほど広がらなかったのか不思議。第二派こわい。 オラファ…

横尾忠則の「WITH CORONA」シリーズ

ところで、最近、横尾忠則がTwitterに新作を連投してますがご存じでしょうか。 この多作ぶりは圧倒的だと思います。昨日のピーター・ドイグを観ながら、同じモチーフを繰り返すところなどは横尾忠則に似ているなと思ったのだけれど、横尾忠則の方が断然圧倒…

ピーター・ドイグ展

2月29日から休止していた東京国立近代美術館のピーター・ドイグ展がようやく再開したのででかけた。 この展覧会は2月26日に始まって3日で休止になってしまっていて、このままだと幻の展覧会になるところだった。私は確か3月1日に訪ねた。休館してい…

パシェ兄弟の音響彫刻

川崎市岡本太郎美術館で「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」。 これは『レ・ミゼラブル』を観た映画館でたまたまチラシを見かけたので。その時点では、他の美術館はまだどこも開いていなかった。 いまさらで何だけれども、美術館は自…