アート

大阪市立東洋陶磁美術館

いわゆる安宅コレクションを集めた東洋陶磁美術館がリニューアルオープン。 これもまあ実は去年のGWに六本木一丁目の泉屋博古館に来ていた。美術館が改装工事中にあちらに貸出したのだろう。 ただ、あたりまえだけど、耐震設計のされた専用ケースで、ヒモが…

日彫展(2024)

デ・キリコ展のついでに行った日彫展。 《窓》野原昌代https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20240504/20240504071035_original.jpg 池川直《MUSAη'(ポリュムニア讃歌)》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye…

雪舟伝説 京都国立博物館

《秋冬山水図》、《破墨山水図》、《山水図》、《四季山水区卷(山水長卷)》、《天橋立図》、《慧可断臂図》と雪舟の6つの国宝が一堂に会す展覧会が、京都国立博物館のみで開催されて、そのあとどこにも巡回しない。その上、それをGWの最中に観に行くって…

兵庫県立美術館 常設展

兵庫県立美術館といえば、今は横尾忠則現代美術館になっている場所にあった頃は、隣りの市民ギャラリーが小磯良平記念館になっていた。 小磯良平《T嬢の像》1926https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20240502/20240502193524_origina…

スーラージュと森田子龍、白髪一雄

兵庫県立美術館の展示の充実ぶりに驚いた。贅沢と言うべきか。 兵庫県立美術館 スーラージュと森田子龍を観に行ったのだけれど、同時にキース・ヘリング展も開催中。これは森美術館からこちらに巡回してきたものだ。加えて、常設展では白髪一雄の生誕100年記…

アーティゾン美術館 常設展

ブランクーシ展を見た後、上野のデ・キリコ展にまわるつもりだったんだけど、常設展で思いのほか長居してしまい、また後日ってことになった。 ここの常設展は、青木繁の《海の幸》、クロード・モネの《黄昏、ヴェネツィア》、ルノワールの《すわる水浴の女》…

ブランクーシ展

アーティゾン美術館でコンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)の展覧会。意外にも本邦初だそうだ。 ブランクーシ 本質を象る これが 《苦しみ》1907こうなって 《眠る幼児》1907こうなった。 《眠れるミューズ》(1910-11)《眠れるミューズ 2》1923(2…

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

全然関係ないけど、ウスター美術館の「ウスター」はウスターソースの「ウスター」と同じ綴りだったが、こんな綴り“ Worcester”とは知らなかった。せいぜい“uu”とか、“wo”とかなのかなと思うじゃないですか。“worce”って。 今週末で会期末。東京都美術館なの…

「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?—国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」

という長いタイトルの展覧会が国立西洋美術館で開催中。 国立西洋美術館が現代美術を展示するのは珍しい。ゲスの勘繰りとしては、円安と予算縮小でいよいよ海外の作品が借りられなくなったのではないかと思われる。 しかし、結果的にすごくエキサイティング…

関孫六 東京国立博物館所蔵

東京国立博物館に中尊寺金色堂と本阿弥光悦の展覧会を観にいった。 企画展は撮影できないので常設展からいくつか。 「関孫六」と知られる関兼元の室町時代の刀。豊臣秀吉のものと言われているそうです。波紋が特徴的に見えます。www.youtube.com 伊藤若冲の…

キース・ヘリング展

キース・ヘリング キース・ヘリングに比べれば、バンクシーなんて何なの?。 色々目を瞑ったとしても絵が下手すぎるだろ?。顔出さねえしよ。 キース・ヘリングに比べれば、バスキアですら見劣りするでしょ。 森アーツセンターギャラリーでキース・ヘリング…

マリー・ローランサン展

マリー・ローランサンって根拠なくレズビアンだと信じてきたけどバイセクシャルなんだね。 それはこういう 《女優たち》よりもこういうエッチング ジャック・ド・ラクルテル者、マリー・ローランサン挿絵 『スペイン便り」の方に如実に感じる。女を見る目が…

中村芳中、酒井抱一、円山応挙

福田美術館の他の絵もついでなので。 中村芳中《花鳥人物扇面貼交屏風》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20240104/20240104190349_original.jpg 中村芳中は、酒井抱一より早く、尾形光琳の絵を江戸に紹介したと記憶している。 絵…

「ゼロからわかる江戸絵画」から龍の絵

福田美術館のメインの展覧会の方。 私は長沢芦雪が好きなので、見たことがない長沢芦雪がいっぱい見られて嬉しかった。 長沢芦雪《大黒天図》https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/knockeye/20240103/20240103035546_original.jpg 線の天才、長…

福田美術館で品川亮

福田美術館は、嵐山の渡月橋の前にあり、お正月も2日から訪ねることができる。で、このところのお正月は何となく訪問が習慣になってる。 しかも、関東では滅多に出会わないコレクションを観ることができる。応挙、蘆雪、若冲、蕭白など。 でも、その前に、ま…

五島美術館 「古伊賀 破格のやきもの」

根津美術館〜泉屋博古館東京と巡って最後に五島美術館へ。五島美術館は東急の五島慶太の美術館。 五島美術館は世田谷なので、あの広大な庭も、表参道の根津美術館のような驚きはない。五島美術館の庭に来るといつも、あの高低差を活かした水の流れを作ればい…

泉屋博古館 東京「日本画の棲み家」

根津美術館の後、泉屋博古館「日本画の棲家」。コロナ禍が去って気ままに美術館のはしごができるようになった。 根津美術館は東武電鉄をつくった根津嘉一郎の創設だが、泉屋博古館は住友なので創業は江戸時代に遡る。元は大阪の商家なので、泉屋博古館の本館…

北宋書画精華 根津美術館

日曜日、根津美術館。「北宋書画精華」の前期最終日だったので出かけた。天気もよかったし。 根津美術館 こうして見せると紅葉してるようだけどまだ全然。 根津美術館 これなんか見るとよくわかる。2021年11月27日の同じ場所は こうですから。 ちなみに、201…

キュビズム展

YouTubeの「山田五郎オトナの教養講座」で国立西洋美術館で開催中の「キュビズム展」を紹介していたので観に行った。 それで改めて山田五郎さんの話がいかにわかりやすいか思い知った。音声ガイドなんかよりたぶんはるかにわかりやすい。予習になってよかっ…

光 テート美術館展

目が可視光線を捉えてるって意味では、絵はすべて光なわけで、このキュレーションを魅力的と思う人は少ないだろうと思うけど、ターナーの日本初公開作が来てるそうなので。 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《光と色彩(ゲーテの理論)—大洪水の翌…

デイヴィッド・ホックニー展 東京現代美術館

私はホックニーのフォトコラージュを見るまで、ピカソのキュビズムを理解できなかった。ホックニーのフォトコラージュを見て始めてキュビズムが理解できた。 1枚の絵に多数の視点を持ち込むと言葉で分かっていても、それが写真で実現されているのを見るのは…

甲斐庄楠音の全貌

東京ステーションギャラリーで、「甲斐庄楠音の全貌」展が始まっている。 甲斐庄楠音は、速水御舟なんかと同時代の日本画家のうち、たぶんもっとも魅力的な作品のいくつかを残した画家なんだけど、土田麦僊という、今ではあまり知られていない(というか、甲…

マティス展

東京都美術館にマティス展を観に行った。 ほんとは国会前のデモに行くつもりだったのだけれど、時間を間違えてたみたいでもう終わってたのだ。そりゃそうだわ。朝の10時に採決するってのに夜やるはずなかった。ふだんTwitter見ないのでこういう時行き違いが…

泉屋博古館 東洋陶磁美術館展

静嘉堂文庫のあと泉屋博古館東京に立ち寄った。時間的にどうかなと思ったけど18:00までだったのでなんとか余裕が持てた。 泉屋博古館は本館は京都にあり、六本木一丁目にあるのは分館を名乗っていたのだけれど、今は泉屋博古館東京に改名している。 東洋陶磁…

静嘉堂文庫美術館@丸の内

入管法改悪反対デモに出たついでに、丸の内に移転して以来まだ訪ねていない、静嘉堂文庫美術館に足を運んだ。徒歩圏内だし。 静嘉堂文庫@丸の内明治美術狂想曲という展覧会が開催中です。「ホワイエだけ撮影可」だそうです。 渡辺省亭 濤川惣助 《七宝四季花…

王羲之と蘭亭序

台東区立書道博物館と東京国立博物館の東洋館の共同企画の王羲之と蘭亭序。 台東区立書道博物館は子規庵の前にあるこじんまりとした博物館。子規庵の前にあるとも言えるが、鶯谷のラブホテル街にあるとも言える。 中庭に中村不折の胸像があるところを見ると…

エゴン・シーレ展

東京都美術館でエゴン・シーレ展。 エゴン・シーレがえらく若死にだったのはもちろん知っていたのだけれども、それがスペイン風邪だったのは知らなかったし、もし、知っていたとしても、このコロナ禍以前なら、特に感慨もなかったろう。 縞模様のドレスを着…

「Sit, Down. Sit Down Please,Sphinx. 」オペラシティアートギャラリー

オペラシティアートギャラリーで泉太郎の展覧会。 泉太郎 オペラシティアートギャラリーこのテントの数が足りなくて前の人が「70分待ちです」と言われてるのを聞いて諦めたのだけど、2階の常設展の展示が充実していたので、後から考えると、待ってる間に常設…

将軍家の襖絵 根津美術館

根津美術館の庭は、知らない人もめずらしくないのかもしれない。ふだん美術館に行く人でないと、表参道にあんな庭があるとは誰も思わないのではないか。 ただ、紅葉のピークを見極めるのが難しい気がする。今回も少しピークを過ぎていた。根津美術館の昔を知…

加藤泉 寄生するプラモデル

加藤泉と泉太郎は現代美術の両泉と呼ばれている(知らんけど)。 ワタリウム美術館は、いつ以来か調べてみたら、フィリップ・パレーノが最後みたい。氷がとけてるやつ。コロナ禍には訪ねなかったみたい。 「寄生するプラモデル」は 「parasitic plastic mode…