2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ラグジュアリー:ファッションの欲望

東京都現代美術館で、ラグジュアリー:ファッションの欲望という展覧会。 京都国立博物館の企画の巡回で、内実は、京都服飾文化研究財団といういかがわしい感じの団体のコレクション展。 うわさには聞いていたロココ時代の貴婦人が頭に載せていた軍艦も見る…

筆墨の美―水墨画展

静嘉堂文庫美術館というところに水墨画をみにでかけた。 今日はとてもよい天気だった。 十月の初めのころに、1日か2日、冬の前ぶれのように寒くなる日がある。今年もそういう日がたしかにあって、過ぎ去ってみるとあれがそうだったのかなと思う。 そのとき…

静嘉堂文庫美術館、川久保玲

スマートグリッド

参議院補選でも民主が圧勝。 わたしんとこの選挙区では自民はちょっと小またの切れ上がった候補者を擁立してきた。 「小沢ガールズ」の向こうをはった戦略なのはみえみえで、その裏には、口先ではどういおうと、先の衆院選での惨敗について、国民の審判が下…

森田りえ子展

三越新館の森田りえ子展にも立ち寄る。 鹿苑寺金閣の襖絵を描いた日本画家。パリで開いた展覧会の帰国展。 この画家の二つの面が紹介されていた。 ひとつは、金閣寺の襖絵も任される花の画家としての面。 それは、<秋蒼穹>とか<王禅寺丸柿樹>などが代表…

高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展

とつぜん寒くなって、Tシャツはタートル、アウターに厚手のセーターを重ねて出かけた。 もし、朝のうちに投票に行かなかったら、こんなに寒いと気がつかなかったかも知れない。 午前中いっぱい細かい雨が降り続いてやみそうになかったので、地下鉄を乗り継…

高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展、森田りえ子展

週刊アスキーの記事ふたつ

山崎浩一の「今週のデジゴト」に、以下の文章が引用されていた。 全文は↓ http://www.ipsj.or.jp/05system/digital_library/IPSJ-MGN460522.pdf それでは,現在のテレビ放送はどこまで公共的であろうか.たとえば1週間続けてフジテレビばかり見続けた視聴者…

野中広務と仙谷由人

今朝、テレビでとても印象的なシーンを見た。 チラッと見ただけで、二度寝したからホントに印象だけなのだけれど、時事放談という番組に野中広務と仙谷由人が出ていた。 仙谷由人が何か話している。私はまだ寝ぼけていて、内容は聞いていなかった。そこに「…

「あなたは私の婿になる」

この映画は、前にも書いたように、はてなの人力検索でオススメしてしまった責任の上からも、観にいくつもりにしていた。 サンドラ・ブロックのコメディエンヌぶりって私は好きで、「デンジャラス・ビューティー 」なんかも、わかりやすい王道の笑いなんだけれ…

「あなたは私の婿になる」

ワイルド7トリビュート

「ワイルド7」という漫画をリアルタイムで知っているというとウソになるけれど、でも、ちょっとお兄さんの世界をのぞき見るようなワクワク感を抱いていた一時期があったのを記憶している。 実は、こんなひどい不況になる直前に「ワイルド7」全巻を文庫で大人…

ブックカバーと楽天カード

先週、電車で爆睡睡してしまって読みかけの本を落としてしまってすごくくやしいと書いた。 それで、失地回復のためにまず、楽天カードを申し込んだ。申し込むだけで2000ポイントくれるという。2000ポイントは2000円だから、年会費無料のカードな…

「クヒオ大佐」

堺雅人は「アフタースクール」で味をしめたのか、コミカルな役どころが増えている。 「クヒオ大佐」は実在した結婚詐欺師がモデル。この事件のことは憶えている。確か、実物の写真も見たが、なぜこの人をアメリカ軍のパイロットだと信じたの?と首を傾げる風…

「クヒオ大佐」

いるか賞

いるか賞というのをたてつづけにいただいた。 ひとつは、飛行機の往き還りに見る映画をすすめてくださいという質問で、往きは、高揚した気分もあるだろうし、日本で公開前の「あなたは私の婿になる」、還りは、まったりした気分で「ディア・ドクター」をオスス…

盗人たけだけしい

森田健作のやり方は、総会屋の手口だな。 新聞によると、自民党の大島国対委員長も八ッ場ダム建設推進のために現地入りしたらしいし、どうやら危惧したとおり、自民党は完全に官僚支配の構図にしがみつく決意を固めたらしい。 成田空港も、各地に点在する無…

エッシャー展

横浜そごう美術館にエッシャー展を観にいく。エッシャーは何年か前に渋谷Bunkamuraに来ていたことがあったが、とにかくものすごい行列で断念したいきさつがあり、今回はそのリベンジでもあった。 平面の正則分割や、ペンローズの三角形のような、三…

アール・ヌーヴォー

秋日和につられて世田谷美術館にアールヌーヴォーを観にいく。 アルフォンス・ミュシャの絵で知られている‘夢見るようなサラ’サラ・ベルナールの愛用した椅子があって、これはすごいものだった。 岡本太郎に「すわることを拒否する椅子」というのがあるけれ…

アール・ヌーヴォー、エッシャー展

速水御舟

広尾に新装オープンした山種美術館に、速水御舟のコレクションを見に出かけた。 交差点としては「広尾高校裏」というところ。恵比寿の駅からプライムスクエアの方へ歩いてちょっと。 「炎舞」と「名樹散椿」はやはり素晴らしいと思う。明治以降の画家の中で…

夢と追憶の江戸

日本橋三越のとなりにある三井記念美術館で、高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展。慶応義塾創立150年記念だそうだ。 この展覧会は、前中後期と二回も展示替えをする。そのかわり300点を展示しようという展覧会。 三井記念美術館については前にも書い…

皇室の名宝展

東京国立博物館は上野公園といっても辺縁にあって、わたしの在所からは交通の便を考えると、上野駅より根津駅からのほうが便利なくらいなのだ。 ただ、今回はどこかで道を間違えてしまった。いつの間にか不忍池の方まで歩いていてしまって、せっかくのアドヴ…

皇室の名宝展、夢と追憶の江戸、速水御舟

柳田国男・丸山真男論

柳田国男論・丸山真男論 (ちくま学芸文庫)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/09メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見るこの二週間ほどは確かに疲れたな。 上司とのつかみ合いは突発事故だとしても、十一時半と…

円高歓迎いたします

テレビのニュースをチラッと見ていて、藤井財務大臣の発言で円高になったと(それ自体がそう短絡的に因果関係を指摘できるかどうかわからないけれど)アンカーマンが批判的な物言いをしていたので、先日それについて少し書いたが、改めていうけれど、円高に…

今月いきたいかもしれない美術展

エッシャー展http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/09/1010_escher/index.html伊藤若冲の動植綵絵と酒井抱一の花鳥十二ヶ月図http://www.bihana.jp/シャネルから川久保玲http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/105/浮世絵300点http://www…

円高シフト

藤井財務大臣の円高容認発言に批判が集まっているが、藤井大臣の発言は正しい。 円安を誘導しても、80年代と違って、製造業のBRICSなどの後進国のとの質の差がほとんどない現在、価格差で競争する意味がない。 円高で生き残っていけない企業は、所詮…

「ココ・アヴァン・シャネル」

「ココ・シャネル」と「ココ・アヴァン・シャネル」は見比べることにしていた。 さてどちらがよかったか。 こちらにはシャーリー・マクレーンの貫禄が欠けているのだから分が悪い。映画を動かしていくドラマトツルギーの力も「ココ・シャネル」に較べると弱…

五輪の話題

リオに決まってるよね。 南米大陸初なんだから。 五輪のワッカは五大陸の意味なんだろ? ここでリオじゃなきゃオリンピックの存在意義が問われる。 東京は、都民が支持していないし、要するに、カネ目当てだろ? 何が「環境にやさしい」だよ。八ッ場ダムでさ…