トーハクの国宝展、チケットがとりづらいので平日の午後になった。
「東京国立博物館のすべて」ではあるけど、それはタイトルであって、国宝を全部見られるはずもなかった。そりゃそうだ。例えば、尾形光琳の風神雷神図はあったが、その裏面の酒井抱一の夏秋草図も出てないし、俵屋宗達の風神雷神図も出てない。
雪舟の秋冬山水図はあった。雪舟の中ではあれが一番好き。
狩野永徳の檜図屏風はあったが、狩野山雪の老梅図襖はない。当然だね。メトロポリタン美術館所蔵だから。
しかしながら、国宝中の国宝と言われる長谷川等伯の松林図屏風は通期でおいてほしかった。
そう言うわけで、常設展の総合文化展に芦繁く通う方がお得な気がした。あちらは写真も撮れるし、人も少ないし。
現に今回展示されていた国宝 福岡一文字 岡田切 吉房はついこないだ(っても3年前か)常設展に展示されていたのを撮影した。
刀剣だけは、静止画で撮っても意味がわからないので動画で撮る。先週、岡本太郎展のついでに立ち寄ったときは、長船兼光が重要文化財であった。
今回の特別展で撮影許可されていたのは菱川師宣の見返り美人と、新しく国宝に指定された金剛力士像だけ。

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人が殺到して大変。
でも、総合文化展では

人はガラガラで、こういうの撮り放題。不思議。
ついでに言うと、今回の国宝とは違うけれど、

こういうのも展示されていた。
お気づきと思うが、今回の総合文化展は扇子をテーマにしていたみたい。長沢芦雪の扇などもあった。

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秋らしいのではこういうのも。

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雪舟では

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もあった。