世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

もう一冊は、数学者藤原正彦小川洋子の対談。初めて知ったけれど、藤原正彦新田次郎のお子さんだそうだ。
わたくし数学オンチのくせにこういう数学の話は好きなのである。今回面白かったのは、ゲーデルという人が証明した「不完全性定理」。

簡単に言うと、正しいとも正しくないとも判定できない命題が存在する、ということを証明した。

だそうだ。しかも、アラン・チューリングという人は、どの命題がそれに当たるかということは、あらかじめ判定できないということも証明してしまった。その証明の過程からコンピューターが開発されたというから面白い。
今日も昨日同様疲れてしまってなかなか起きられず、結局読書の日になってしまった。それでこんな夜中まで起きている。ま、W杯の決勝が見れるからよしとするか。