源氏物語

knockeye2009-01-03

源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)

源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)

ことしのお正月休みはカレンダーどおりでも九日間。帰省ラッシュは分散されたが、Uターンラッシュの方は、3日4日が土日と重なっているため混雑するのではないかと予想した。現に、帰省した29日には帰りの切符は確保できなかった。
そこで戦略をめぐらすに、いつものことながら一旦姫路に退却して、そこから新幹線に乗れば、自由席でも座れる可能性が高いと考えた。西明石はのぞみが停まらないし、新神戸や新大阪では利用客が多いと考えられるからだ。
時刻表を見ると、
午前7:28 のぞみ 東京往き
午前7:34 ひかり 東京往き
午前7:45 のぞみ 東京往き
17分の間に3本東京行きの新幹線があるので、このうちのどれかには座れると読んだ。
結果的には、当日の朝、7:45のぞみの指定席にキャンセルが出たので、それを買ったが、ためしにホームで自由席ウオッチングをしてみると、
午前7:28 のぞみの自由席はほぼ満席。
午前7:34 ひかりの自由席はがらがら。
しかし、午前7:45 のぞみの自由席は余裕があった。
ほぼ読みどおりだったと自己満足に浸りつつ、三人席の真ん中に肩をすぼめつつ帰って来た。
同じのぞみなのに、午前7:28が満席で午前7:45は半分くらいしか埋まっていない。このあたりがミソというか心理の綾というか。
二日につづいて今日も暖かい一日だった。EDWINのアウトレットで買ったライナーつきのデニムを穿いていたのだけれど、少し暑く感じられるほど。お正月は一時的に肥ってしまうのか、うっかりワンサイズ上のものを買ってしまってシルエットが野暮ったい。
重い荷物のまま、横浜のヨドバシカメラサイバーショットのT77を覗いてみたのだけれど、加古川ミドリ電化の方が安かった。それも大幅に安かった。まだまだ関西も捨てたものではないなと見直した。
ただ、両親といっしょだと、お金を出してくれてしまうので、こちらで買うことにした。
ヨドバシカメラで27800円、ヤマダで29800円、ただし、これにはポイント値引きが7000円近く付くので、どうせ必要なメディアやケースなどのことを考えると高いとはいえない。最後に綾瀬のノジマで27800円だったが、ケース、液晶保護シート(タッチパネル対応)、4GBのメディア(純正品ではない)をつけて28000円にしてもらった。まあ、そんなもんでしょ。
もちろん、価格ドットコムで調べると、通販ではがくんと安いのだけれど、今回、あのタッチパネルにもしかしたら初期不良が出るのではないかと危惧していて、アフターケアのことを考えると、現実世界のお店の方がよろしいかと考えたわけ。
ソニーの攻めの姿勢は好きなのだけれど、その分リスクも高いと覚悟するようにしている。めったなこともないと思うが、何せ、去年の年末に店頭の展示品が液晶に不具合を起こしていたのだから、ちょっとは慎重になろうというもの。T700ではなく、T77を選ぶのも、店頭のぶっ壊れ品がT700だったからというのも理由のひとつ。
今年は、帰省のお土産にデジタルフォトフレームを買って帰った。
あれは、自分で買おうとはなかなか思わない分、ご贈答には実によい。あったらあったでなかなか楽しいものである。
今年の読書初めは、大塚ひかり訳の「源氏物語 第一巻」
これは、好評であるらしくうっかり二巻を買い逃すところだった。
紫式部の名文をなんとか現代文に活かして・・・」みたいなことを考えていないところが読みやすい。
五日も帰省していたのだから、もっと読めそうなものなのだけれどなかなか。