ないことに、半日ではあるが、土曜日出勤になってしまった。皮肉なほどよい天気なので、鎌倉にでも、名残の花を観に出かけた。
今年、段葛を改修したとは聞いていたけど、沿道の桜まで全部植え替えたとは知らなかった。だったら、ソメイヨシノはやめてイトザクラとかのシダレザクラにすれば華麗だったろうし、差別化もできたろうに。あるいは、ゴールデンウイークに開花が重なるように、キクザクラとかのやや開花が遅めの八重にするとか。
歩きやすくはなった。前は、駅から鶴岡八幡宮まで歩くと靴が埃だらけだったから。
花はもう少し残っているかと期待したが、牡丹園もご覧の通りの落花狼藉。
この牡丹園は背景が処理しやすく、花が散る頃に来ると、桜吹雪が撮りやすい。これは何年も前の写真。
今回は時機を逸した。
その代わりというのもおかしいが、リスがいた。
鎌倉のリスは珍しくないだけでなく、実は増えすぎて問題にもなっているらしい。すずめやめだかの絶滅が危惧される一方でリスが殖える。リスも桜の花とか食べてました。
正しいのか？、その食生活は。
桜の花が盛りを過ぎた代わりには、カエデが花盛り。
でも、リスはそれも盛んに食うようですな。
うっかり長居してしまったらしく、「お客さんもうとっくに閉園なんですけど」と追い出されてしまいました。
「今、何時ですか？」
「もう4時半すぎてます」
と、「真夜中です」みたいな口調で言われてしまいました。
鎌倉の、お寺なんかは特に、閉まるのは早いです。
そのあと、旗上弁財天。カエデの若葉が綺麗でしたけど、ニオイフジはまだ。
旧近代美術館の跡地を確認して、
寿福寺へ。
参道の雰囲気がよいです。
