銀だこのねぎとんこつ

knockeye2004-06-27

銀だこのねぎとんこつを食べた。私儀、たこ焼きの国の人なので、感激まではしないが、まあまあ。豊中駅から千里川に歩いていく途中にあったおばちゃんのたこ焼きがおいしかったなぁ。
金曜日に「銀だこのねぎとんこつがうまいですよ」と聞いた。いつか行こうとは思っていたけど、寝起きに「笑っていいとも増刊号」で爆笑問題の大田さんが、道頓堀で食ったたこ焼きがめちゃくちゃうまかったと話していたので、バイクでアビタまで出かけてしまった。朝目のすり込みである。


爆笑問題の大田さんが、初めて大阪で漫才をして全く受けなかった。漫才の途中で、客が大挙してトイレにたったそうだ。大阪の客は厳しいということになっているが、大阪では芸人の人口比率が圧倒的に大きい。はっきり言えば、芸人が余っている。60年代の人気者から、これから売れそうな若手までが、同じ舞台に立っている。わざわざ外つ国の芸人に、付き合わなければならない理由がないのは当然だ。大田さんは、「やだやだ。早く帰ろう」と、逃げ帰らんばかりだったらしい。しかし、行きがけの駄賃にたこ焼きを食べると、これがうまい。受けなかったのが吹っ飛んだそうだ。


たこ焼きがうまい方が、漫才が受けるより重要だよなぁ、考えてみれば。食い物の方が根元的だし。・・・ホントかな?


折口信夫の「祭の発生」を読み始めた。岡野さんという人の書いた序文が長くてちょっとうんざり。鬼畜米英的な匂いのする序文だし。民俗学はそっちに傾きがちなんだろうか?今、折口信夫を読む意味は、むしろ逆で、マルチカルチャリズムというか、民族を超えて、共有できる根元的なものがありそうな気がするからなのだけれど。序文を書いた人の名前なんて、覚える必要もないのだから、さっさと本文に入ろうと思う。