新しいバイクは買ったが、職場には歩いて通っている。バイクで行くにはちょっと近すぎる気がして。『住吉駕籠』のセリフを借りると「乗るが手間で歩いたほうが早い。」
で、日本で二番目に古い高速道路を毎日歩いてわたっている。少し不思議な感じだ。
職場から徒歩15分ほどの寓居だけれど、途中にいくらも同じようなマンションやアパートがある。足で探せばもう少し候補もあがったわけである。思えば、バイクも棲家もネットで探して決めてしまった。「ネットで探せるエイブル」のシステムが実によくできていて、かしわ台の駅と新しい職場のちょうど真ん中辺りに手ごろな物件がヒットしたので、一種の天啓を感じて決めてしまった。
バイクのほうも、厚木のお店に手ごろな新古車があったので、一種の天啓を感じて。
しかし、カワサキにしたのはひとつにはＫＡＺＥギャルの刷り込みも大きい。いつのまにかあのアマガエル色が、潜在意識の中でＫＡＺＥギャルの美脚と結びついていたらしい。
日本の４大メーカーのうちではカワサキのキャンギャルが一番かわいい。ホンダは脱キャンギャルを目指しているが、方向性が見つけられない。ヤマハとスズキは正直ダサい。コスチュームがダサい。メーカーのデザイナーのセンスを疑いたくなるほどダサい。あれはイメージダウンにつながると思う。
いかがなものかと。
それからわたくしネットからアンプラグドになっている間に、山種美術館に行ってまいりました。
速水御舟の「名樹散椿」を見てまいりました。疲れきっていたせいか若いころに見たほどの感動はありませんでした。そんなものです。That's the way thing's going .
酒井抱一の「秋草鶉図」がよかった。今度、展示替えがありますのでまた行きます。
