ワーカホリック

会社では仕事以外のことはしないことにしている私だけれど、今日の飲み会は因縁浅からぬ先輩の慰労会なのと、自分の職場に新しく配属された派遣社員の歓迎会なので、人並みに義理を感じて出席した。
夜勤明けだったが、トラブル発生のため出勤した。トラブルが収まらないのでまた明日も少し顔を出すつもりでいる。こういうことはなるべくなしにしたいのだけれども、状況が許さない。何がバカバカしいといって、ワーカホリックほどバカバカしいものもないが、悲しいのは、状況が許さないから出勤していることを、ワーカホリックのように思われることだ。
ここで状況といっていることの一部は、たとえば、このブログでもちょっと触れたことのある、働かない年上の同僚は、つい先だって、とうとう勤務中に飲酒していたことが発覚した。
交代勤務の相方が、仕事しないで酒を飲んでいるという状況で、わたしがどういう気持ちでいるかについて、会社側としては一切関知しないらしい。
勤務中に酒を飲んでいるバカにも驚いたけれど、この事態をうやむやにして黙殺しようとした会社側のモラルにはさすがに唖然としたので、先日(といっても一ヶ月も前になろうか)ぶちきれて朝礼でぶちまけてやった。そのとき何を言ったかは、もちろん私は憶えているが、どう聞こえたかまでは分からない。「天下りの腰掛け経営者」くらいのフレーズは確かに言った。
そのせいもあったのか、一人派遣社員があてがわれたのだけれど、私は人を増やしてくれとは一言も言っていない。泥水に真水を足しても飲み水にはならない。それに、足したのが真水かどうかもまだ分からないのである。
というわけで、現状は交代勤務としての実体は破綻している。で、金曜日に夜勤の私が土曜日に出ることになる。まともな「相棒」が育つまでこういう苦労が続くだろう。する甲斐のない苦労である。