アンジェリーナ・ジョリー

ワニを観てきた。「WANTED」。
仕事がすんなり終わったし、雨もあがったしで、そのまま帰宅するのが惜しい気がしたのだ。海老名のTOHOシネマズでいい感じの時間に始まるのも調べてはいた。
しかし、いかがなもんですかね。アンジェリーナ・ジョリーはかっこいいのだけれど、主人公のNurdぶりは必要だったのだろうか。もしかしてシナリオライターの「私小説?」という疑いが頭を掠めた。
カーチェイス、ドンパチ、列車強盗(?)殴り合い。ハリウッド映画最古のDNAなんでしょうな。
主人公の男がよわっちい感じなのは、アンジェリーナ・ジョリーを引き立てるためかもしれない。とにかく彼女はカッコいい。それだけで映画が持つのだからすごい。
我国でも、お姉ちゃんバラが映画化されたけれど、ゲームの映画化のストーリーなど、はなっから取って付けに決まっているのだから、すべては「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチみたいに、主役に華があるかどうか。
美人で、脚が長くて、腰がくびれてて、腹筋が六つに割れてるのは最低条件だと思う。「修羅雪姫」の釈由美子はかっこよかったけどね。
綾瀬はるかの「ICHI」は大丈夫だろうか。ほんとに杖を突いているようにしか見えない北野武よりはましだと思うけれど。
しかしながら、アンジェリーナ・ジョリーがカッコいいというだけの映画ではあった。ウイークデイだからそれで充分だ。休日だと腹がたったかも。