ことしの初映画は「ted」を観にいったわ。
最高におかしい。でも、この感じはおとこにしかわからないのかも。となりにすわってたカップルの女性は、眠気をこらえるのに必死という感じだった。女性がこういう少年性を理解できないとしても責められない。しかし、こういうおとこを受け止められるかどうかで、女の度量がきまるというものですよ。わかるよね?、いい女なら!。
隠れテーマが「フラッシュ・ゴードン」てのがうまい。「フラッシュ・ゴードン」以外では成立しない気がする。脱力系というか、ちょっとH系というか、その感じがさ、それも、女には理解できないのかなっていう根拠のひとつなんだけど。
ただ、テッドのかわいさは女子ウケすると思う。とくに日本では。キモカワイイというか、ださかわいいというか。日本語吹き替えでは有吉弘行がテッドをやるそうで、その人選はなかなかツボを押さえているのではないか。正鵠を射ているではないか。Bull’s Eyeではないか。
似た感じの映画をさがすと「宇宙人ポール」とか、「ヤッターマン」とか、「電人ザボーガー」、それに「デトロイト・メタル・シティ」とか、あの手の映画をお求めの方は見逃せませんな。
今日、ニューズウイークの日本語版を買ったら、ちょうどこの映画のレビューがあったんだけど、差別がどうとか、暴力がどうとか、堅いこと書いてるわけ。「フラッシュ・ゴードン」&「ted」よ?。ぬいぐるみ相手におとなげない。で、思ったけど、たしかにPTAには嫌われるタイプの映画です。
だから、まぁ、世の中の女性のみなさんも、PTAのおばさんみたいになりたくないなら、こういう映画で、‘少年性’というものを学んでおくのも悪くないかも。
男にとっては、究極のファンタジーかもしれない。涙なくして観られないといっても大げさではない。けっして泣けませんけどね。