ところで、昼間テレビでやっていた『古代史発掘ミステリー』が面白かった。アマゾンの奥地にある古代文明の遺跡。水深2メートルの四角い湖が水路でつながれて二つずつ。全部で2000個もあるそうだ。一つの湖では魚を養殖し、もう片方では魚のえさになるプランクトンを育てていたそうだ。そのような池が2000個もある以上、そうとうな人口が暮らしていたらしい。
また、テラプレタと名付けられた黒い土は、現代のアマゾンでは自然界に存在しない土で、驚いたことにいくら植物を育ててもやせない。赤土ばかりで農業に向かないアマゾンであるが、今でもテラプレタがあるところだけは、農産物が豊富に取れるそうだ。なんとなく福岡正信氏をおもいだしてしまった。