イチローはすごいなって話

knockeye2016-04-19

 今更ながら、イチローはすごいなっていう話を書いとく。
 16日のブレーブス戦で、日米通算25年目のプロ野球人生初の、「代打の代打」を送られた。代打で打席に立ったんだけど、ブレーブスの監督が投手を左投手に交代させたんで、マーリンズの監督は、イチローを引っ込めた。
 イチローに、右も左も関係ないじゃん。ていうか、イチローは、対左投手の方が打率が良い。イチローに左投手を持ってくるブレーブスの監督も、左だからっつってイチローを引っ込める、マーリンズの監督も、へぼくてしょうがないんだけど。
 まあ、そういうことがあった翌日、17日の試合で、イチローは、6回の守備から入って、2打数2安打1盗塁1得点、しかも、その安打の一本は、9回二死からの同点タイムリー。地元ファンからはイチローコールですよ。でも、当人は表情ひとつ変えず、試合後は、クラブハウスが報道陣に解放される前に、球場を立ち去ったそうです。結局、試合は負けたからね。
 イチローは、ずっとこういう勝負の仕方をしてきてるし、そして、勝ってきてる。超一流の仕事の流儀ですよね。
 すごいな、イチローは、って、それ以外に言葉がないですね。