「チャイナタウン」「渇き。」「All you need is kill」

knockeye2014-06-28

 先週、先々週、続けて仕事で週末がつぶれた腹いせに、今日は映画3本をイッキ。仕事より疲れた。
 まず「チャイナタウン」ていうのを観た。ロマン・ポランスキー監督、主役のジャック・ニコルソンが鼻を切られるシーンを観たことがある人も多いんじゃないか。もはや古典。
 これを観た後、「渇き。」っていう、取り合わせの妙っていうアイデア
 小松菜奈の‘ふじしまかなこ’がいい。JKピカレスク
 「チョーうける」って、英語に翻訳したらどうなるんだろうね。「very funny」でいいのかしらむ。
 この映画、とにかく、いちばんルールを守ってるのがヤクザっていう、はちゃめちゃさが最高。はちゃめちゃで面白いのは実はなかなかないんじゃないかな。
 耳を切るところは、ほんとは、切り取るシーンまであったらしいんだけど、R−15を死守するために、泣く泣くカットしたそうです。
 この映画の怖いところは、いちばんありえなさそうな‘ふじしまかなこ’が、いちばんリアルに感じられるところだな。

 そのあと、トム・クルーズの「All you need is kill」を観た(先行公開だったのかも)。
 朝のテレビに戸田奈津子と出ているのを見かけたけど、トム・クルーズ戸田奈津子と個人的な信頼関係があるんだろうな。日本語字幕も戸田奈津子だった。
 ゲームの世界観が色濃いと思う。‘リセット’っていう感覚に違和感がない。ほんとは、リセットするたびに、あの‘ヴェルダンの女神’こと、リタ・ヴラタスキ軍曹は、その世界で罪に問われないのかって思っちゃうけど、そういうとこも含めて、全編に軽いユーモアがあふれていて、人類滅亡の危機とかいいつつ笑っちゃうていう、「なんちゃって」みたいな感じが日本的なのかも。ハッピーエンドだし。SFってこういう感じで楽しみたい。

 3本ともあたりだった。目と腰にきたけど。