梅雨はVividな服を着る

 七夕なのにえらく寒いのは「令和」っていう元号のせいなんじゃないか、とかいってたのに、いつのまにか、いつもどおりの蒸し暑い日々。
 で、たぶん、みなさん夏服に着替えてると思うんだけど、ちょっとした豆知識、梅雨空に夏服は映えない。
 特に、白いシャツなんか、強い日差しがあってこそ映えるので、どんよりした曇り空の下、湿り気を帯びた背景、明度も彩度も低くなりがちな中ではくすんで灰色に見える。
 なので、梅雨どきは、ふだんあまり着ないvividな色を着るとよいのだ。
 vividな色は、夏になると暑苦しい。かといって、春はパステルカラーを選びがちだから、気に入っていても、案外に着る機会がない。
 どんよりした梅雨こそ、ふだんはパスしがちなvividな色を着る。
 晴れた日だと目がチカチカするようなカラフルな服の方が、ジメジメした梅雨空のもとでは、白一色よりかえって清潔に見える。
 気に入って買ったものの、着る機会を逃してるようなド派手な色の服は、梅雨どきに着てみましょう。ま、自己責任で。