knockeye2004-07-20

日曜日に書き忘れていたけれど、あの日、大辻山で熊に出会った。小熊が逃げていく後ろ姿を見ただけだけど。あんな道は、土砂に埋まってしまった方が、熊にとっては幸せかも知れない。バイパスを回った方が早いんだし。

フィリピンのアロヨ大統領は20日夕、マニラの大統領府で記者会見し、イラク武装集団に拉致されたフィリピン人運転手、アンヘロ・デラクルスさん(46)が解放されたと発表した。フィリピン政府がイラク駐留派遣部隊(51人)の撤退を19日に完了したことを受けて、武装集団が解放したとみられる。武装集団の要求に屈したフィリピン政府の対応に対しては、米国やイラクに部隊を派遣する国々から批判があるが、アロヨ大統領は「私は(撤退の)決断を後悔していない」と述べた。


フィリピンって、面白い国だと思う。日本は、1960年に「安保反対」とか言って暴れたが、結局今に至るまで、うだうだ、なあなあ、なるようになっただけ。フィリピンは、安保条約が切れると同時に、米軍と手を切ってしまった。


今回、妙にインテリジェンスを感じるのは、人質に対する態度。たとえば、日本は、とりあえず、仏教だとしましょう。韓国は? キリスト教、しかもプロテスタント。フィリピンは、カソリック。意外に、相手の宗教を見ながら、人質を処遇していたりして。


陰陽師ではないけれど、名付けることは、確かに「呪」である。「ニート」という言葉をテレビで初めて知った。何かと思うと、働かない若者のことを言うらしい。「ニート」て?!なんかミントの一種みたい。「キャットニップ」とか・・・。でも、「ニート」と呼ばれると、「ニート」の気になるんだろうなぁ。誰がこういう「呪」を考えるんだろうか?アメリカは、相変わらず「とりあえずテロリスト」で、説得力がない。言い換えると、「呪」がへたくそだ。陰陽師としては三流だろう。

 イスラエルヨルダン川西岸パレスチナ占領地で建設を進めている分離壁について、国際司法裁判所(オランダ・ハーグ、ICJ)は9日、「占領地での分離壁建設は違法にあたり、中止・撤去すべきだ」との勧告的意見を言い渡した。パレスチナ人に対する補償措置も求めるなど、イスラエル側の「全面敗訴」といえる内容だ。

 勧告的意見に法的拘束力はなく、イスラエル政府は勧告を拒否する姿勢を示した。しかし、イスラエル批判の国際世論が一層強まるのは確実だ。パレスチナ自治政府アラファト議長は「パレスチナ民衆と世界中の自由な人々にとっての勝利だ」と歓迎した。


要するに、ゲットーの再現なのだそうだ。立場が変われば、ユダヤ人がナチスにもなり得たわけである。

第二次世界大戦時においてドイツ軍によって強制的に集められたユダヤ人がどの収容所に輸送されるかが決まるまでの借りの居住区のこと。有名なものでは1943年にドイツ軍によって破壊されたポーランドワルシャワゲットーがある。ワルシャワゲットーは中世にユダヤ人の居住地だったがその後ユダヤ人はゲットー以外に住む事を許された。そして第二次世界大戦時のドイツ軍によって再びユダヤ人を集めた居住地区となった。