ロバート・キャパ

knockeye2005-12-24

仕事の行き帰り、写真屋のショーウィンドーにロバートキャパのポートレートが貼られてて「OFF WAR 戦争のないロバート・キャパ」という展覧会があるのは知っていた。
みなとみらい線馬車道で下車して赤レンガ倉庫方向に歩いていく。渡りかけた橋の下は海だった。「OFF WAR 戦争のないロバート・キャパ」がやっている赤レンガ倉庫は港にあるらしい。ここに越してから初めて海を見た。「マリーン・リージュ」とか「あかいくつ」とか書いた遊覧船が湾内を周航している。鳩とカモメが電線に列んでいる光景も海辺の町ならけっこう普通に見られるらしい。
キャパの写真展は第3部だった。つまり、期間中に二度展示替えがあってそれは見逃してしまった。今回はこどもたちの写真。日本のこどもたちもいた。来日の際、奈良や京都の文化財の前では神妙にしていたが、町に出る途端に生き生きとこどもたちを撮っていたそうだ。キャパは写真をコミュニケーションの道具として使いこなす名手だったんだろう。レンズを向けた時の相手の反応がシャッターチャンスになっていた。こどもの写真だからそういうのが多かったのかも知れない。
それにしてもクリスマスイブのみなとみらいはすごい人出。BBSに「バブルの頃に戻りつつあるのか?」とレスしてしまったが、よく考えるとしばらく都会を離れていたのを忘れていた。ライトアップの準備も始まったが、とにかく寒くて早々に退散した。