年の瀬の押し詰まってくるこのころは、一人身の寂しさがつのる。言い換えると、この時期、孤独フェチにとってはタマラナイ。読書なんかするよりも年末特番のテレビなどぼんやり見ているのがいい。下降志向に身をゆだねているのがいい。
しかし、ラスト一週間を切ってくると、なかなかそういう甘いこともいっていられない。身の回りを見回してこんなことではいけないと思うわけ。とりあえず、新しいパソコンをつないだ。秋口にすでに手元に届いていたのだけれど、ぐずぐずしていたのは、設定やらデータの移行やらを考えるとため息が出てしまうからだ。
しかも、ちきんさんと違って普通に買っただけなので、とくにブログのネタになったりしない。買ったまま長い間放置していたのがネタになる程度。今までのVAIOでも不自由しない、といえなくもないが、PENⅡの３３３MHZではさすがに画像処理にもたつくし、動画なんてすぐ切れちゃう。そんなわけで新しくしたわけだけれど、案の定いろんなことでため息を連発している。
パスワードとかあやふやになったのが多いし、フリーソフトとか何を入れてたっけ？アドレス帳とかどうしようとか。
今度のパソコンはLANボードがあるので、いまのところインターネットにじかにつながっているが、これはちょっと危険なにおいがする。やっぱりルーターぐらいはさんでおいたほうがよさそうだ。スカジーはどうしようか？要らないかなぁ？いまどき。それから、パラレルケーブルはどうしましょう？
モニターが液晶になって、写真のあらが目立ってびっくり。富山の写真なんかみながら、銀塩の方がよかったなぁなんて思ったりする。市姫神社の縁日がなつかしかったり。
ロバート・キャパの展覧会で「屋根裏の瓦礫の中で隠れるように遊ぶ子」という写真があった。こどもは戦場でもどこでも必死になって遊んでいる。
