声門閉鎖音

日本では、そばやうどんを食べるとき音を立ててもマナーに反しない。むしろ、噺家みたいに派手な音を立ててもらいたいくらい。しかし、聞くところによると、WASP共の間では、ヌードルをすすって食べるのは嫌われるようだ。
これについて、音声学の教授は「彼らが声門を閉じられないからだ」と言っていた。たとえば「蕎麦をすすって」という場合の「っ」の音だが、これを発音するとき、私たちは声門を閉じている。声門閉鎖音という。
声門を閉じずに蕎麦をすするとどうなるか?かなり高い確率でむせることになると思う。気管にそばつゆが侵入するのを防げないだろうから。
で、なぜこんなことを言い出すのかというと、風邪はほぼ治ったと思うのだけれど、咳はむしろ激しくなってしまった感じで、しかも、物を食うときにひどい感じなのだ。
私はこれを「マルちゃん山菜乱切りそば」を食べているときに発見した。この風邪がそもそものどの違和感から始まったことを考えると、のどに何か起こっているかも。
風邪を引くと心が弱るなぁ。