白泉寺のシダレザクラ

knockeye2009-04-03


昨夜は同僚の送別会。わたしが下戸なことはすでに認知されていて飲まなくていいのだが、それでも、ああいう席に出るだけで疲れる体質らしく、帰宅早々に眠ってしまった。
そんなわけで夜明け前に目がさめてしまい、刷り上ったばかりの朝刊に目を通すと、秦野の白泉寺というところでシダレザクラが見ごろを迎えたと伝えていた。
その流れで、久しぶりにFZ−5を携えてぶらりと出かけた。ちなみに今月はとうとう週休3日である。昨日の送別会も態のいい人減らしなのだ。
幸い天気はいい。
寒い日が続いているが、週末ごとに少しずつ薄着になっている。遅い春の歩みに、歩幅を合わせてゆっくりと歩くのも、それはそれでよい。
渋沢駅前のバス停には登山計画書を提出するポストがあった。大倉行きのバスの中は、わたしより少し年上の登山客ばかり。モンベルっぽいウエア、ミレーっぽいザック、足許はしっかりした登山靴で固めている。
終点でバスを降りると秦野戸川公園。レストハウスやビジターセンターは、なんとなく新穂高を思い出させるのが不思議な感じ。新穂高のキャンプ場でかつさんたちとキャンプをしたのがなつかしい。
風の吊橋で水無川を渡り白泉寺を捜した。初めての場合、こちらからは少し分かりづらいかもしれない。むしろ、横野入口というバス停からまっすぐ歩いた方が、みちみち地図の看板もあり、分かりやすいかもしれない。帰りはそちらから帰った。
少し遠回りだけれど、気持ちのいい田舎道だ。
長興山紹太寺のシダレザクラとちがって、こちらは開けたところに立っているので、花の色が青空に映える。
桜は、朝の光で見るのがよい。日が高くなると光が強すぎて、淡い桜の色は飛びがちになる。
そして何より朝はメジロたちが蜜を吸いにやってくる。今日はFZ−5を持っていたので、メジロの姿も写真におさめることができた。fotolifeの方にもう少しアップしておいたので、見ていただけるとうれしい。ピンボケとブレについてはお目こぼしいただきたい。メジロの写真は、この冒頭にアップした写真以外はトリミングしている。