等覚院

ゴールデンウイークといっても、私が勤めているような小さな会社にはあまり関係がない(‘ウイーク'って、たしか一週間といういみじゃなかったっけ?)。
それでも、このところの忙しさが一段落したので、ふと気がゆるんでFINEPIXのHS10を買ってしまった。200EXRとずっと迷ったし、今でも迷っているのだけれど、迷っているうちに老いぼれてしまう。
今日はそのテストをかねて、つつじの寺として有名な川崎の等覚院にでかけた。
‘つつじの寺として有名な’と、ここには書いているけど、実はそんなでもないみたいで、今日のバスの運転手さんはご存じなかった。しかたなくてタクシーにしたのだけれど、その運転手さんも「えーと」くらいな感じ。バス停でいうと「神木不動前」というところ。神木と書いて‘しもく’と読む。次からちゃんと憶えておこう。

色は私の好みで‘濃い’という設定にしている。
うわさの‘動体キャンセル’も使ってみたけど、動きの遅い年寄りが多かったせいか、消える人と消えない人がいた。半分消えている不気味な人もいた。まだ使い方がわかっていないかもしれない。ちょっとコツがいるみたい。
AFの合焦速度は速くはない。これは織り込み済み。MFのヤマも分かりやすくはない。これも液晶ファインダーなので予想できた。フォーカスインジケーターをONにして、それをたよりに合わせる感じ。
MF設定の状態で、AF/AEロックボタンを押すと、AFが作動するのが便利。もともとEOSを使っていたころから、シャッター半押しではなくFOCUSボタンを使ってきたので、この機能はその感覚で使えると思う。
手ぶれ補正は、30倍、700mm超となると、手持ちではさすがに気合がいる。ただ、裏面CMOSの効果でISO感度をあげても画質の劣化が抑えられるはずなので、あやしいときはその利点を生かして、シャッター速度を上げる工夫ができるだろう。
気になった点は、露出補正がダイヤルでうまく動かないときがあった。モードダイヤルを動かして撮影モードをリセットするとまた動くようになるが、チョイ不安。
それから、一度だけカメラの動きに液晶画面がついてこずに迷子になったときがあった。すぐに直ったが、これもチョイ不安。
電池はエネループを使ったせいもあり、今日は180枚撮っただけだけど、全然大丈夫だった。400〜500枚と撮るときもあるので、そうなるとどうなのかはまだ分からない。
また、メジロみたいな動きの激しいものにどれだけ反応できるかは、撮影者の技術もふくめてこれもまだわからない。