追伸

 この日の記事に、便所の落書きキム・ヨナをめぐって・・・云々のことを書いた。
 そう書いた時点では、とっくに終わったことだと思っていたが、後日、いまだに引き続いてやっていることに気がついた。
 あのオリンピックは何年前だったっけ?
 どこまでバカなんだろう?
 もっとも、それに気がつかせてくれたのは、ネツトニュース編集者、中川淳一郎という人の週刊SPA!の記事なのだが、この人は『ネットはバカと暇人のもの』という著書も上梓しているそうで、かなり確信的なんだろうと思う、このバカさ加減については。
 一生そんな風に生き続けていくつもりなんだろうか?このネット村社会の住民たちは。
 携帯電話が普及してから、公衆便所の落書きが減ったのは、実感としてほんとだろうと思う。つまり、便所の落書き人口の多くが、ネット村に移動したと考えられる。
 それで、改めて考えてみると、そもそも便所に落書きして何が楽しかったのだろう?その人たちは。
 それと同じ疑問を、巨大掲示板の、このキム・ヨナをめぐる罵りあいを見ていて思う。
 だいたい、キム・ヨナ本人とも、浅田真央本人とも、誰ひとり、何の関係もないんだろ?
 たしかに、バカと暇人が、ネット社会の主役なんだな。ここでも、結局、孤独を選んどいて正解だったな。