デイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴズリング主演の『ファースト・マン』を観た。これはオススメ。
MX4Dもあったけど、私は通常ので観た。まあ、たぶんジェットコースターとか平気な人は、MX4Dで観ても楽しめるだろうと思う。
『ボヘミアン・ラプソディー』はとうとう100億円を超えたそう。あの映画を観た時も、クイーンも、フレディ・マーキュリーも、ボヘミアン・ラプソディーもリアルタイムで知っていたし、アルバムも持っていたにもかかわらず、「あ、こういうことだったんだ!」っつう「目からうろこ」の体験をしたわけだけれど、この『ファースト・マン』も、ニール・アームストロングって人が、人類初の月面着陸に成功したってことは知ってるし、その前には、三人のパイロットが火災で焼け死んだってことも知ってはいたけれど、知識で知ってるってことと、映画で観ることは、また別で、よい映画は「体験」と呼びたくなることを提供してくれる。
宇宙開発を描いた映画は『アポロ13』もそうだし、
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『ドリーム』でも、
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宇宙飛行の過酷さを描いていたわけだけれど、今回の『ファースト・マン』ほど、フィジカルにこたえる描き方はされてこなかったと思う。もし、これをMX4Dで観てたらたぶん腰をいわしてたわ。
これを『ラ・ラ・ランド』の監督と主演男優でやってる、
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そのふり幅が面白い。私は、ライアン・ゴズリングといえば『ドライブ』を思い出してしまうので、
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その意味では、『ラ・ラ・ランド』より、こちらの方がしっくりくるかもしれない。
この映画は、『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督が褒めとりました。
ニューズウイーク日本版を読んでたら、『ビールストリートの恋人たち』のバリー・ジェンキンス監督のインタビューがあった。トロント映画祭で、彼とデイミアン・チャゼル監督が同じスタジオですれ違ったんだって。そしたら、取材陣があわてて写真を撮り始めた。「そうか、顔を合わせるのは初めてなんだと二人とも気が付いてハグをした」んだそうだ。
この二人が、これからのハリウッドを引っ張っていく存在になると、そう思われてるみたいですね。