桑田佳祐が最近ラジオでビートルズの特集をやっていた。そのついでに、映画『イエスタディ』をつまんなかったと評していた。
鴻上尚史は「名作だ」と書いていたのに、この違いはたぶんミュージシャンと劇作家の違いなんだろう。ちなみに、ニューズウィーク日本版の映画評は、例によって酷評していた。
辛い評価の共通点は、つまり「歌がダメ」。たしかに、ビートルズはビートルズが歌わなきゃダメ。ちなみに、竹内まりやの去年の三枚組のビートルズカバーは、全部ビートルズと同じキーで歌っているそうだ。しかも、ジョン・レノンのパートの方ってのがシブい。
桑田佳祐は、最近、エド山口のYouTubeにハマってるそう。
ビートルズの来日公演の話。仲井戸麗市(チャボ)さんも書いてたけど、女の子の歓声で音楽が聞こえなかったってのは、マスコミの流したウソ。エド山口もベンチャーズの方がいいなと当時は思ったそうだ。つまり、聞こえてた。ビートルズ自身にとっても、日本公演は、久々に自分たちの演奏が聞こえたライブになったらしい。
それより何より、面白いのは、ビートルズ来日の前に「リバプール・ビートルズ」ってのが、来日してたそうで、エド山口さんはこの公演も観ている。「あれ?、ビートルズ、5人だったっけ?。あ、サポートメンバー入ってんのかな?」とか思ったそうだ。