トーベ・ヤンソン

ムーミン

心斎橋の大丸で、トーベ・ヤンソンを見る。ムーミン原作者だが、この人が女性とは知らなかった。「トーベ」って、女性の名前とは思わなかった。あちらの国では、「ミカ」が男性だしね。今年は、ディック・ブルーナ展も見たし、傍目にどうなんだろう?だが、正直、昨日のアンドリュー・ワイエス展より満足度は高かった。こちらも小品ばかりだけど、こういうのは小品の方がいい。


なんばから近鉄奈良へ。奈良県立美術館で「ランス美術館展」を見る。正直、奈良に来てまで印象派もどうだろう?と、思いつつ見たせいもあり、琴線に触れるものがなかった。印象派の風景は確かに美しいけど、今のところ自分はそういう気分でないらしい。そのまま、奈良をぶらぶらして、なんか大仏殿に入ってしまった。モネやルノワールより、大仏殿の方が存在感が圧倒的。


奈良公園を、鹿や坊さんや外人さんとすれ違いながらぶらぶらするのは楽しい。歩いて楽しくなければ町ではないと思っているので、この奈良は私の中ではかなりポイントが高い。じじいがバックミラーを見ずに30キロで走る田舎がホントにいやになる。