週末に夜遅くまで開けてくれている美術館が増えてきたが、横浜美術館もそのひとつ。
今週末の27日(金)、28日(土)の2日間は、なんと21時まで特別開館します!(※入館は閉館の30分前まで)
— ルノワールと12人展@横浜【公式】 (@Renoir_12) 2019年9月27日
日中に比べて比較的ゆったり鑑賞できると思います。
会社や学校帰りに、ぜひお立ち寄りください。#横浜美術館 #ルノワールとパリに恋した12人の画家たち pic.twitter.com/e1zUoNVBHe
その情報がウエブサイトではわかりにくいのも幸いして、東京国立博物館や国立西洋美術館などに比べても(それでも混雑はしていないが)、人が少ない。ほんとに贅沢。
しかも、常設展は、撮影可。
いまは、こういう「東西交流160年の諸相」というテーマのコレクション展が開かれています。
ポール・ジャクレーの版画などは、横浜美術館らしい展示だと言えると思う。他ではあまり見かけないかも。
今、川瀬巴水を紹介するときに、一番食いつきがいいのは、「スティーヴ・ジョブズが「コレクションしていた」っていうフレーズですかね。
これは、1920年に描かれた京都三条橋。
これは、三年前だけど、右端の建物は一緒ですかね。
横浜美術館は山村耕花のコレクションも豊富。もっと評価されてほしい画家のひとり。
それから、横浜そごうのそごう美術館も、当然ながら、そごうの閉店時間まで開いています。今は、不思議の国のアリス展がやっていて、ジョン・テニエルの原画や、アーサー・ラッカム、トーベ・ヤンソン、など、他の画家が描いたアリスも観られます。
が、わたしが興味を惹かれたのは、ルイス・キャロル自身が描いたイラスト。
友人のラスキンに「絵は他の人に頼んだ方がいいよ」と言われたらしいのですが、悪くないと思いました。テニエルに頼んで正解だったとは思いますけども。