砺波美術館、リンクの更新

knockeye2005-04-03

すずさんとTOMBOさんにリンクを貼らせて貰った。奇しくもどちらもプログ。indexファイルはどこでしょう?みたいなこといっていたら時代遅れなんだろうか?そうは言いつつ、私自身もHPの更新といえば、ほとんどこのブログばっかりになっている。
今日は、上空に−37度の寒波が来たとかで朝から寒々しい。昨晩かなりの荒れ模様だったし、久々の花粉症で目がかゆく今日は出かけないつもりだったが、寒いことは寒いがいつまでたっても降らないので、ちょっと砺波美術館というところまで、ロベール・ドアノージャンルー・シーフの写真を見に行った。常設展示の一角にあるだけなので数はない。最近、モノクロームの写真にも惹かれるようになった。これはデジカメの意外な効果かも知れない。デジカメでは、フィルムを入れ替えずにモノクロ写真が撮れるし、モノクロならホワイトバランスの失敗はないし、後から加工してもカラーに比べると「後ろめたさ」がない。暗室作業と思えばいいのである。
今回はあまりに数が少なかったので、むしろ無料で展示されていた佐藤健介という人のネイチャー写真の方が勉強になった。身近な自然でも接し方ひとつで違ってくる。
たとえば、取り残された柿の木に雪が積もっている写真。どこかでみたと言えばそういえるが、柿の実は一度雪を浴びると色があせてしまうので、初雪直後を狙わなければダメだとか。雪の舞う中、紅梅にヒヨドリがとまっている写真など、ヒヨドリは日頃から餌付けしているそうで、この説明を読んだ時は、思わず笑ってしまった。これは演出ではなく、やはり被写体との付き合い方なのだ。被写体と日頃いい付き合いをしていると、いい写真になる。これはネイチャー写真にかぎらないだろう。