EX−P505

CASIO EX-P505 EXILIM PRO

CASIO EX-P505 EXILIM PRO

カシオのデジカメ、EX−P505つうのを衝動買いした。たまたま価格ドットコムを覗いたら、突然すとんと値下がりしていたので。多分そろそろ後継機種が出るのではないか?デジ一眼を買わずに、またこんな消えていきそうなのを買ってしまった。
なぜデジタル一眼レフを買わないのか?EOS630を買ったのは御代田に住んでいるときだった。ミノルタにしようかキヤノンにしようか迷っている時に、たまたまりカルト・パトレーゼが優勝した。当時、ウイリアムズ・ルノーの横っ腹にはCanonのロゴがあった。別にそれが理由ではないのだが、結果としてはよかったと思っている。
それから、あのカメラではずいぶん遊んだけれど、デジタル一眼レフを買うことは、なんとなくそれの巻き戻しになるような、おかしなイメージが頭に浮かんでしまう。デジタル一眼レフを買うことを思うと、記憶のどこかに痛みを感じる。
ほんとは二眼レフがほしい。心奪われるのはウエストレベルファインダー。目の前の被写体を撮るのに、いったん自分の手元に視線を落とす。今のわたしにとっては、写真ってそんな風であってほしい。被写体と自分のあいだにある距離感を時間に置き換えたい。現にその距離は時間でもあるはずだし、それを一眼レフは埋めてしまう気がする。景色をいったん掌におさめることで、いろいろなことが元の場所に戻る気がする。
P505にはちょっとだけそんな感じがする。すごく小さいしね。