瑞泉寺

knockeye2005-04-06

昨日、有給休暇の消化のために休みをとった。休んでも支障がない日に突発的にとるので、事前に計画が立てられない。それに私が休むとだいたい天気が悪い。ところが、昨日は、意味もなくにこにこしてしまうほどのいい天気。(今日は、これまた富山で28度。夏日だそうです。)なんの当てもなく、走り出した。梅の名所、内山邸は定休日、うろ覚えで訪ねた水墨美術館の「円空展」は、開催前。それでも「まあいいや」と思えるいい天気。単純なようだけど、日照時間の長さと鬱病の発生率は、反比例するとかいうし、思っている以上に、お日様というのは重要な要素なんかも知れない。
頼成の森というところにいきました。「らんじょうの森」と読む。水生植物園というのがあった。けど、これがまた、まだなんにもない。しかもその上誰もいない。ぶらぶらして、ひこばえと間違えるほどの細い木に桜の花が咲いているのを見つけました。桜には違いないと思うけれど、ソメイヨシノとは思えない。早咲きの種類なんでしょう。春の若芽の写真など撮ったのだけれど、例によってホワイトバランスがうまくいかない。赤っぽくなるんです。白い紙で調整しようとしているけれど、この手法には限界が見えてきた。見た目白くても、デジカメにとっては、光の反射率とかいろいろあるんでしょうな。
(というわけで、今日こういうものを注文した。楽天のポイントが溜まっていたのでただで手に入りそうだ。ホントは、ここのカスタムホワイトバランスカードというヤツを買おうと思ってよく見たら、値段を一桁間違えていた。それ買うくらいだったら、こちらのデジタルホワイトバランスフィルターを買います。これは物欲をそそられるなぁ。)
頼成の森から、井波町の瑞泉寺に。井波町は木彫で有名で、瑞泉寺を荘厳している木彫は一見の価値がある。今はまだポリのトタンで雪多いされているので、興が殺がれますが。しかし、真宗王国の北陸らしく、親鸞聖人真筆の唯心抄なんかがさりげなく(でもないか)置かれていたりする。
ホワイトバランス症候群で、モノクロ写真を撮るようになった。デジカメでモノクロを撮る・・・なんなんだろう、これ?