かまくらや

knockeye2006-08-15

いつのまにか日付が変わってびっくりしている。8時くらいかと思ったけど、よく考えたらそのころはサイゼリアにいた。こんな具合に日々を無為に過ごしている。
雨が上がるのを待って、鎌倉に出かけた。渋滞は相変わらずだけれど、もう少し秋が深まったら、日帰りツーリングによいか知れぬ。
かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな
という与謝野晶子の歌碑がある。子供のころ胎内めぐりをした。今日はちょっと遅くてもう終わっていた。
奈良の大仏に比べるとこちらのほうは演出があっけない。奈良は大仏殿がなかなかよいのである。鎌倉の大仏は雨ざらしだ。酸性雨でとけかかっているというニュースを思い出した。
鎌倉の大仏は何で建立されたんだったっけ?禅宗にはおよそ似つかわしくない気がする。あそこから海でも見えていれば800年座っていても飽きないのかとも思えるが。
帰りは湘南の海に沿って走る。こちらはサーファーズパラダイス。こっちのほうが写真の撮り甲斐があるが、撮られる側に立つとどうだろうか?あんがい悪い気でもないか知れないが、虫のいどころ次第では、いい気分もしないと思うのでやめておく。若さがまぶしいが、結局そこにあるのは青春だけで、そんなものはあっという間に消え去ってしまうのは、誰でも思い知ることだ。写真に撮るまでもないことだ。
渋滞のなかすり抜けするのは、どうも苦手で疲れる。特に、左手が疲れる。オフバイクはワンボックスのドアミラーとミラーの高さが同じなので当たりそうでやなのだ。それでもまあ結局いくけどね。ああいう局面では50ccに道を譲りたい。
50ccで思い出したが、湘南あたりは、サーフボードをサイドに付けたスクーターがけっこう走っている。なんか特殊なキャリアみたいのを後付している。あれはなかなかのものだし、かっこいいね。

ブラウン神父の不信 (創元推理文庫)

ブラウン神父の不信 (創元推理文庫)

シャーロック・ホームズはもちろん読んでいるが、それは読書体験のかなり初期のもので、どのような読書であったか記憶に残っていない。ホームズと同じくらい有名なブラウン神父に、この歳になってめぐり合えたのは、なかなか幸運であった。