文春ネタ

knockeye2006-12-15

こうも毎回週刊文春をねたにしていていいのかとわれながら思うが、非生産的な毎日を送っているので致し方ない。
昨日は赤穂浪士討ち入りの日だった。国民の祝日ではないが、国民的知名度であることはまちがいない。小林信彦のコラムは赤穂事件についてだった。わたくし小林信彦の本はかなり読み漁っているつもりだが、『裏表忠臣蔵』は読んでいない。お芝居の忠臣蔵と実際の赤穂事件は全く違うものだとは、江戸時代からささやかれていたそうだ。

赤穂事件、浅野事件の真実を伝えようとしたら、「忠臣蔵」というコトバを使っては駄目だ。フィクションであるはずの「忠臣蔵」にからめとられてしまう。


と、またここで文春から引用になってしまうが、赤穂事件を描こうとした著者として実感のこもった述懐だ。
で、わたくしふと思った。愛国心というものは、はじめからフィクションとしてしか存在していない。だから、真実より強いのだ。完全な嘘だから。
で、昨日の話の続きである。から、必然的にこれまた文春ネタなのだけれど、宮崎哲弥ホリエモンにインタビューした話がおもしろい。そのインタビュー自体は『週刊朝日』に載ってるらしい。

堀江氏は間違いなくわが世代の「進化形」だ。良くも悪くも。つまりオウム世代の「弟」なのだ。

オウム世代とか言われるのやだなぁ。むかしは「シラケ世代」とか言われていたものだけれど。関西人としてはせめて「ダウンタウン世代」とか言われたほうがよい。現にそういう呼び方があるかも。「ダイラケ世代」、「仁鶴世代」、「やすきよ世代」、「カウスボタン世代」、「紳竜世代」、「ダウンタウン世代」、「ナイナイ世代」、関西なら通用すると思います。