第三段階

吉村さんが「単焦点」やめるのだそうだ。吉村さんのことだから、たぶん、何か別の新しいことを始めるのだろう。あたしはこれが性に合っている。ブログって、いい加減なこと書き散らしているのがいちばん楽しい。はてなダイアリーは、キーワードを自動リンクしてくれたり、リンク元を表示してくれたりする。それを見ながら「こんなこと書いたっけ?」と思う。それくらいが楽しくていい。
私のはブログというより日記。インターネットの日記はモノとして残らないのがいい。情報だけになってどこかに飛んでいってしまう。日記のノートが何冊も部屋にたまっているなんて想像するだけでうんざりする。
『バブルへGO!!』のときに、(なんとなくサミーさんのブログを思い出してしまうな、このタイトル阿部寛しかいないと書いたが、もう一人いた。豊川悦司。この二人は面白いよなぁ。二人とも190センチくらいだと思うけど。
今、テレビでオースチンパワーズを観ていて、ふと思った。今、バブルを描こうとすると、バブルよりもっとバブルに描かないと、バブルらしくならない。つまり、バブルのパロディが必要だったんだよね。ホイチョイはちょっと史実に忠実すぎたかも。
オースティンパワーズを見ていると、サイケデリックってこんなだったかなぁとか一瞬信じてしまう。クリーム時代のエリッククラプトンは、たしかにあんな格好をしてました。今から思うと、19世紀のイギリス人と17世紀のイギリス人くらい違う。
実は、バブルのことは余り憶えていない。わたせせいぞうの「ハートカクテル」は、バブルだったろうか?死んだ中尊寺ゆつこは?オヤジギャルってバブル?セイラーズのトレーナー着ていたのは?おにゃんこ?袖がだぶだぶのスウェットは?
ところで、昨日帰ってきた花粉症、今日はお運びでなかった。
エリザベス・キューブラー・ロスは死にゆく過程を
第一段階/否認と孤立
第二段階/怒り
第三段階/取り引き
第四段階/抑鬱
第五段階/受容
に分けているが、考えてみれば死にかぎらず、花粉症でも似たようなものだ。
まず、「私が花粉症になるはずはない」と思い、「なぜ私が花粉症にならなきゃならないんだ」と怒り、「この一年、仕事で忙しくて不規則な生活をしてきた。これから改めるのでどうか一過性のものであってくれ」と願う。私はいま、第三段階にいるところだ。
死ぬ過程と違うのは、その間ずっと鼻水をたらしているところか。