カードロック

ところで、昨日ならともかく、なぜ今日のような平日に展覧会に出かけているかと不審の向きもいることであろうが、話せば長いことながら、わたくし先日コンビニのATMで小金をおろそうとしたところ、なぜか暗証番号を間違えた。
右手に荷物を持っていたので、左手で操作したのもよくなかったのかもしれない。
私の暗証番号は記念日でもなんでもなく、語呂合わせにもなっていないまったくのランダムな数字の羅列なので、一旦忘れると思い出すよすががない。
それでも二十代の頃から使い続けている数列なので、今更忘れないだろうと思っていたのだけれど、突然忘れてしまった。
その後、二三回似たようなあたりをトライしてみたのだけれど、もうATMが受け付けてくれなくなってしまった。後で銀行に電話して尋ねると、それは「カードにロックがかかった」という状況だそうで、そうなると、銀行に出向いて新しくカードを発行するしかないのだそうだ。
そういうわけで急遽有給休暇をとったわけだった。有給休暇をとる口実はつねに探しているのでこれはおあつらえ向きだったが。
最近のカードは進化していてセキュリティーのために‘掌文’を登録できる(しなければならない?)が、そのためにもう一度窓口に出向かなければならないそうだ。そのときまた有休がとれそうだ。顰蹙を買うかも。
ところで、いま、三菱東京UFJのATMにはFeliCaポートがあってお財布ケータイが使える。ドコモ限定だけど。
世の中にいろいろな電子マネーがある。Suica、PASMOEdy、お財布ケータイもそうだけど、非接触型電子マネーのハードはすべてFeliCaで、この技術はソニーが独占している。
ソニーは自前で銀行も持っているのだし、うまい戦略を立てれば、これから延びていく世界の電子マネーの市場を独占できるのに、と大前研一が嘆いていた。
VAIOにはFeliCaポート搭載パソコンというのもありますね。