あの雑巾

ヒラリー・クリントンは、中国と韓国を訪ねるついでに、日本にも立ち寄ることにしたそうだ、日帰りで。
‘ちッ’
ヒラリー・クリントンの舌打ちが聞こえそう。
‘あの乾いたマシュマロみたいなマザコン野郎、顔も見たくないんだけどな’
それでも立ち寄ってもらえるだけありがたいと思うべきなんだろう。体面だけは保てるでしょうというわけ。離婚調停中の夫婦みたいなもの。
(書きながら、タマラ・ド・レンピッカの最初の夫タデウシュのことを連想してしまった。最後にはタマラに「あの雑巾」呼ばわりされていたことで歴史に名をとどめている)
日経ビジネスオンラインの記事。

 今年で日米安全保障条約は、1960年の改定から50周年の大きな節目を迎える。だが、太平洋を挟んで向き合う両国に祝賀ムードはかけらほどもない。それどころか、日米関係は冷え切っている。
 その原因はいわずもがな、米海兵隊普天間基地の移設問題を巡る鳩山由紀夫首相の優柔不断な対応にある。
(略)
両国政府が長年にわたって日米同盟の問題を直視せず、本気で解決しようとしなかったために傷をここまで深めてしまった
(略)
 米国にとっては、普天間移転に関する方針をコロコロと覆してきた鳩山首相こそが、米国の軍事戦略を脅かす最大級の要因になっている。
(略)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100107/212048/?P=1

一方沖縄では

「こんなウソで国民をだますなんて、政治家として恥ずかしくないのかね」
移設先は事実上、名護市の辺野古に戻ってしまった。その海辺で、反対運動の先頭に立ってきたヘリ基地反対協議会の安次富浩・代表委員は、座り込みを続けている。

パレスチナユダヤの両方にいい顔をした当時のイギリス政府って、たぶんこんな感じだったのではないかと思う。