第三の道

菅直人が「第三の道」ということを言い出した。
何の道でもいいからとにかくさっさと行ってくれよ。口で「行く」って言うばっかりで、入口で固まってるからさ、この国の政治家。
週刊ポスト小林よしのりがさ、鳩山由紀夫の退陣表明に‘感動した’と書いてるの。
「米国に依存し続ける安全保障をこれからも続けていいとは思わない」
「日本の平和を日本人自身でつくりあげていく時をいつかは求めなければならない」
っていうところに感動したんだって。
でも、‘いつか’って言うけど、8カ月前がそのチャンスだったろう?歴史的な政権交代だったんだから。千載一遇のチャンスをむざむざつぶしたのは鳩山由紀夫自身だろう?学びに学びやがって。
そういえば、鳩山由紀夫の就任演説には、中曽根康弘が感動したといっていたらしい。つまり、口ばっかなんだよね。

「5年10年たてば必ず国民は鳩山はこういうことを言っていたのかとわかってくれる」など、まるで国民が理解できないのが悪いと言わんばかりの弁解。正直言ってあきれるほかなかった。

↑これは、週刊現代田中秀征の弁。
私としてはこっちが正しいと思いますね。小林よしのりは、なんであんなもんに感動するかね?

亀井静香が辞めたよ。
郵政民営化見直しがそもそも時代に逆行してるのははじめから目に見えてたんだよね。
田中秀征は、あれがけちのつけはじめだと、言ってた。
郵政民営化をめぐっては、今まで何度も選挙をやってきているけれど、国民が反対したことは一度もない。
そして、日本の政治が一流であったことも、有史以来一度もない。
なんで三流政治家が、民意に逆らおうとするかね。三流政治家だから民意が読めないのか。
その「第三の道」でも、なんでもいいからさっさと行けよ。誰も「行くな」とは言ってないんだからさ。
「行ってはみたけど袋小路でした」
みたいなことがないように望みますね。地図は持ってるんでしょうね?