消費税増税が決まったとたんに、整備新幹線着工認可って、どうなんでしょう。
日経webによると、安住淳財務大臣は「省内では酒を飲まないように」と異例の指示を出した。(今までは飲んでいたのか?!)
酒だけではない。「白い歯も見せないように」。安住氏は笑顔の自粛も要請した。
裏返せば、規制でもしなければ笑いが止まらないということなんだろう。
東京電力と関西電力の株主総会に、猪瀬直樹と橋下徹が出席していたが、質問の様子を聞きかじったかぎりでは、猪瀬直樹に一日の長があるみたい。道路公団改革で既得権益としのぎを削った経験はダテではないか。なにしろあの時は、道路公団の会計を追求していた石井紘基が刺殺されさえしたのである。
橋下徹は、若い頃の菅直人に似ている。理想もあり、アイデアもあるが、それを実現する戦略性に欠けている。
たとえば、本来、脱原発は、50年あるいは100年という長いスパンのビジョンが必要な議論のはずで、今日明日の大飯原発再稼働の問題とは位相が違うのだが、むざむざ不毛な議論におびき出されて無駄な失点をしている。
君が代にしても同じで、そんな問題を持ち出せば、どういうリアクションがあるかということを予想できないのだとすれば、政治家としての‘技能’に問題がある。
サッカーやテニスなどの球技にたとえれば、試合全体を見ずに、ボールを追いかけ回して自滅するタイプに見える。
ただ、橋下徹はまだ若くて、その上、正直なので、まわりによいブレーンが集まってくる。だから今は、よいチームを作って、チームプレーのやり方を学べばいいのになぁと思う。
それはさておき、7月1日はひさしぶりに日曜日が映画千円の日に重なって、しかも、これが重要なんだが、見たい映画もある。
「ラム・ダイアリー」
「きっとここが帰る場所」
とできれば
「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」
でも、1日に3本映画を見られるほど、私の目玉は頑丈じゃないかも。
それから、私が既に見た映画のなかからオススメするなら
「裏切りのサーカス」はやっぱりよくて、これは高級料亭のお味という感じ。
「ポテチ」も負けてなくて、こちらは趣味のよいお茶席。なんというか‘鬱に効く’感じ。
「ハングリー・ラビット」は痛快、肩肘張らずに見られる。
「GOING VERTICAL」は、映画なんかに全然興味ないっていうひねくれた人にオススメ。見てほしいんですよね。がつんと来ます。