エルミタージュ美術館展でカメラで撮っていいのはエカチェリーナ二世の肖像画だけだったが、常設展はフラッシュをたかなければ大丈夫。公立の美術館の常設展はだんだんそうなっていくのかもしれない。
そのときのキュレーションがたまたまそうだっただけかもしれないが、昭和モダニズムといわれる、昭和の初めころの絵が多く、個人的には楽しかった。
これは小出楢重が昭和五年に描いた水彩の裸婦。
これも昭和五年の林武の裸婦。
上山二郎って人の≪テーブルの魚≫。大正11年。
牧野虎雄≪雪の椿≫、昭和8年。
石丸一≪静物(A)≫、昭和6年。
須田国太郎の≪工場地帯≫、昭和11年。