こないだ菅官房長官が、新潟の大雪で立ち往生したＪＲにゴチャゴチャ言ったってことがあったけど、横浜で１６センチ積雪とかで、東名高速通行止め。
同じ職場に福島出身の人がいるんだけど、「これ大雪っていわないよね」って言いあったわけだった。
日本列島どこでも、沖縄とか離島を除いて、冬に雪が降るのは異常気象でも何でもないんだから、そのたびに交通マヒでいいのかどうかなんだけど、たぶん、「しょうがないんじゃね？」ってコンセンサスができてる感じ。
その感じは、たまに、年に一回くらい、平日のラッシュアワーに電車に乗ることがあるんだけど、いまだにこんなんなんだと驚く感じに似てる。ラッシュアワーだけなんであんな「昭和」な感じなんだろう？。
あれを平気で受け入れているのがサイレント・マジョリティーだとすれば、言葉が存在する世界じゃないと思った。
こういう人たちが多数派なんだとすれば、民主主義ってのはかなり不気味なものだと思う。
冬に雪が降るのはあたりまえ。実情は、政治的に無策で都市部に人口が集中しすぎてインフラが破たんしているだけのことなのに、それを「大雪」と報道して、それを平然と受け流していく、その鈍感さが、マジョリティーの素顔なんだろう。
