ロシアネタ

ロシア関連のページ、たぶん、ロシアツーリングガイドを読んでくださった方から、メールをいただいたので、夜中にせこせこレスを書いていた。ロシアツーレポの方は「見られなかった」とのことでショック。たぶん、あれがいけないのかなぁ。巻頭辞としてつかっているメタ云々をつかったページ。ティエル・ヘイエルダールの「枝を折りながら森をすすむ人は,『森の中では何も見なかった』というだろう」

コン・ティキ号探検記 (ちくま文庫)

あれは、『コンティキ号探検記』に見つけて気に入っている言葉だ。いいわけととって貰うと面白い。もちろん、もっとちゃんとした冒険だってあり得たわけだ。しかし、旅の準備はどこかで踏ん切りをつけなきゃ仕方ない。その準備の分だけ、旅は手応えを返してくれるわけだ。

メールをくださった方は、自転車で世界旅行中の方で、フィナーレを中国からロシア、そしてふるさとの北海道でしめたいそうだ。シベリアの道はすごい泥の海ではないかと心配されていた。自転車で旅されている限りは、マーク・ジェンキンスの『大シベリア横断紀―自転車迷路旅行』ISBN:4883021084 を読んでいるのではないかと思って、水を向けておいた。すっごく面白かったのである。ブラゴベシェンスクからチタまでのバロータ(大湿地帯)越えは、圧巻だし、その後のロシアの人たちとの出会いもすばらしい。また、共産主義信奉者たちとの確執や決裂も描かれている。

ロシア関連のページはもう少し、ちゃんといじるべきだろう。去年、今年にロシアに行った人たちのページとリンクしたいし、他にも、ちょっと手直しはしたい。冬の楽しみにとっておく手もある。思い起こせば、去年もそんなことを言っていて、なかなか雪が降らなくて、けっこう出歩いてしまったのだ。