コットその2

私がコットを買ったとほぼ同時に、じいこさんもコットを買った。
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しかも、どうやらショッピングサイトも同じようだ。現実世界なら、お店でばったりというところ。
じいこさんは第一回の遠赤外線オフの後、タイに渡り、つい先頃帰国したばかり。「トゥクトゥクの運転手をしている」というのは、まるさんの冗談だった。
私のコット歴はなかなか古く、この前のロゴスも数に入れると、このコールマンで4代目である。一番長く使ったのは二代目で、実は今でも隣の部屋に立てかけてはある。使おうと思えば使えるのだが、長年の酷使にフレームがまがってしまい、早晩使えなくなるはずだ。人によっては、「すでに使えなくなっている」というだろう。布地は経年劣化したため、早くにネットと取り替えた。ホームセンターにメーターいくらで売っている鳥除けネット。この寝心地がちくちくして微妙に気持ちいい。直に寝ると跡が残るので、タオルケットを敷いて寝ていた。寝苦しい夜の最強アイテムである。
日本中の人が夏の夜をコットで過ごせば、石油資源の節約に資すること大である。ただ残念なのは、セックスはできない。セックスする時のために、折りたたみベッドなど別途用意されたい。
最近、夏ばてぎみなので、中国産のうなぎを買ってきた。中国産のうなぎは農薬だらけで体に良くないという噂だが、安値に負けて買ってしまった。
炊飯器は、引っ越しの時捨ててきてしまったので、ご飯はコッヒェルで炊く。ちょっとお焦げができるけれど、鰻丼にはちょうど良い。ひとり分を炊くには、炊飯器より旨い。わざわざコッヒェルを引っ張り出すのもどうかと思って、一度ステンレスの鍋でやってみたが、やっぱりでかすぎるみたい。使い慣れた道具がやりやすい。換気扇を弱にして、音と匂いを頼りに米を炊く。ちょっとした料理をしている気分も味わえる。
そもそも、米そのものも自分では買わなくなってしまった。引っ越しのサカイが「ホンの気持ち」と1キロおいていったのを消費している。炭水化物の中で、パンやパスタに比べて、米は割高だという気がする。
ちなみに、「はじめ、ちょろちょろ、中、ぱっぱ」の「ちょろちょろ」を弱火だと思っている人がいるらしいが、あれは強火のことだ。