鏡開きはいつか?

昨日「鏡開きは15日なので」云々と書いたばかりだが、これも検索しているとややこしくなってきた。
ここの説明だと、15日は小正月で小豆粥を食べる。この日までが松の内であるようだ。したがって15日に松があけると言っていいみたいだが、「鏡開き」で検索すると、これはどこも11日となっている。もともと20日だったものを、徳川家光の命日と重なってしまうため、11日としたとある。11日に鏡開きをしてその餅を小豆粥に入れるなら話はわかるが、それまで20日だったとなると、松があけてから五日もたって鏡開きをしていたことになるが、それはどうなんだろう?しかもややこしいことに、やんごとない方では小正月七草粥を食べていたという。
関西では「とんど焼き」というのがあって、注連飾りや書初めなど持ちよって盛大に火にくべる。これが15日なのでやはり関西ではこの日に松があけそうである。
それでは8日説はどうなるのかと検索してみると、とんど焼きに関する記事で、

平安時代に宮中で行われていた祭事で、一般的には15日に行われますが、関東や浅草の鳥越神社では松の内が明けた8日に行われます。早く行われたのは、江戸時代に幕府が正月を短くするようにと言うお達しがあったからだそうです。
年末年始に忙しく働いた身体の休養を! 松が明けて迎える小正月

とありますな。
つまり、関西では15日に松があけ、関東では8日に松があけるということになるようです。ということは、今日は関西ではまだ正月だけど、こちらではもう正月ではないということですな。