せきをしてもひとり

knockeye2006-04-26

「弥陀五劫思惟の願をよくよく案ずればひとえに親鸞一人がためなり」
それにしても、いろいろある歎異抄の言葉からこれを選んで紹介してしまうあたり、われながらよくよく一人が好きみたいだ。一人は住みなれた我が家みたいなもの。孤独を手放すことはとてつもなく恐ろしいことに感ずる。孤独がわたしをわたしにしているように思える。他人なんてわずらわしいじゃないの。
「ひとりでいるよりほっとできる相手がみつかったから結婚してんジャン」と所ジョージが言ってた。愛妻家かつ理論派らしい発言だが一理ある。理屈としてはわかるが実際には理解できない。
人は一人では生きていけないのはもちろんだが、人はつまるところ一人であるのもほんとうだろう。どちらも見失いたくないし、どちらかを特に強調するつもりもない。
しかしながら、人生に女は必要なんだろうか?必要なときがあるのは、身に覚えがあるけれど、恒久的にはどうだろう?用が終わったら帰って、みたいな。最低な発言してますかね。