パプリカ

knockeye2006-12-17

『パプリカ』を観てきた。
14:30開演ぎりぎりに飛び込んだ私も甘かった。すでに満席で、その回は見逃した。次は16:45、これも満席。新宿と海老名、公開館の数の違いもあるので一概には言えないが、『硫黄島からの手紙』とは大違いである。やはり、今ここが旬であるらしい。
最近は、映画ばかり見ている。映画も私を一人にしてくれる。パプリカは夢の女だ。夢だから脈絡がなくぶつりと終わってくれてもよかった。
監督の今敏は、ストーリーを語ることよりも画を見せることに重点を置いたとインタビューに答えている。映像化は不可能といわれた原作らしいが、原作を知らずに観ると、この映像をどうやって文字で表したのだろう?と思うほどだ。美術館で絵を見ているような気さえした。最近は、美術館で動画を見ることも珍しくなくなったから、この境はもうなくなっているのだろう。平沢進の音楽もよかった。
『パプリカ』の公式サイトからブログパーツをもらって来て貼ろうとしたのだけれど、はてなダイアリーでは使えないようだ。
駅弁特集をやっていたのを思い出して、三和まで歩いてきた。売り切れは覚悟の上だが、どうせ何か食わなきゃならない。このころはクリスマスのイルミネーションで飾りたてているうちが増えた。家を持っているだけじゃ金が余ってしょうがないのだろう。暇と金を持て余すため息が聞こえてきそうだ。