夜桜

ニュースを見ていたら、暫定税率廃止でガソリンスタンドが対応に苦慮している、みたいな報道。
税金は、今までだって、ガソリンスタンドのふところに入っていたわけじゃないだろう?
「旧税率のガソリンがまだ残ってる」とか。じゃあ、それを売り切るまで、今までの値段で売ればいいじゃないか。
そこを損を覚悟で安く売る店があれば、客は、そりゃそちらに流れるさ。それが商売だろう?長い目で見れば、税金が25円も安くなれば、売り上げが増すことはあっても、減ることはないだろう。
税金が安くなって困るような商売人は、どのみちろくな仕事は出来ない。今のうちに廃業したほうがいい。老婆心ながら助言しておく。
報道する側もどうかしている。「暫定」のものが30年も放置されてきた異常さには一言も触れず、4月一日からの小売の心配しかしないというのは、どういう視点だろうか?五年も前から決まっていた期限切れを青天の霹靂みたいに報道しやがって。全く理解に苦しむ。エイプリルフールの前フリにしては度がすぎている。
岡田准一主演のドラマ『SP』に出ていた紅一点、笹本さんを演じていた真木よう子は、映画『ゆれる』のガソリンスタンドのお姉さんだった。そういわれてみれてよく思い出して見れば、あの顔だった。でも、雰囲気がまるで違う。プロポーションがいいので、グラビアアイドルと思っていたけど、女優さんであるらしい。「週刊真木よう子」というドラマも始まるそうで旬のようだ。
今日の仕事帰り、いつもは暗い夜道が明るかった。どこの工場の桜が満開で、夜桜の花見をしていた。